【ブーム調査隊】巻きずしに飽きたら...今年は「変わりダネ」恵方巻を食べよう!
新年になったばかりだと思ったら、もう1月下旬。今年も節分(2月3日)が近づいてきました。節分といえば、ここ10年ほどは「豆まき」に加え、「恵方巻」も全国的な習慣になりましたね。
でも「ちょっと飽きちゃったかも」「少し違ったものが食べたい」といった人も多いはず。そこで今回は、オリジナリティーあふれる「変わりダネ」恵方巻&恵方スイーツを紹介します。
●とにかくビジュアル勝負/無添くら寿司「まるごといわし巻」(全国で販売)
新年早々話題になったのは、無添くら寿司の「まるごといわし巻」(税抜350円)でした。その名の通り、いわし1本丸々を塩焼きにして、ノリ巻きにしたもの。衝撃的なビジュアルがウケて、すぐさまインターネット上で「拡散」されました。
節分の魔よけとして使われる「いわし」に、大葉と梅肉をあわせて巻いた1本。1月5日から1万本限定で予約を受け付けていますが、「くら寿司」公式サイト(1月23日14時現在)によると「受付終了している店舗もございます」とのこと。気になる人は、ダメもとで近くの店舗に聞いてみてはどうでしょうか。
●なんの変哲もない......ん!?/メイプリーズ新宿店「恵方巻」(東京・新宿で販売)
ここ数年波が来ている「恵方スイーツ」も負けてはいません。「メイプリーズ」新宿店(東京都新宿区)の「恵方巻」(1020円)は、一見すると普通の恵方巻きですが、食べてビックリ! すべての食材がケーキで再現されているのです。「海苔」はブラックココア入りのシュー皮、ごはんの部分は生クリームで作られています。
告知ポスターも「※ケーキです」の文字がなければ、ダマされてしまいそうな完成度。毛筆風に「節分 恵方巻」と書かれたパッケージで渡されるため、プレゼントにしても喜ばれそうですね。予約は1月10日~2月1日まで、受け取りは2日~3日。電話(03-3527-7907)で予約を受け付けています。都内在住の人は、試してみては?
●ノリでも酢飯でもない/崎陽軒「シウマイ恵方まん」(東京&神奈川で販売)
最後にご飯でもスイーツでもない「恵方巻」を紹介。関東圏では「シウマイ弁当」でおなじみの崎陽軒は、「シウマイ恵方まん」(320円)なる恵方グルメを販売します。シューマイのあんを中華まんの皮で巻いたもので、昨年(2014年)の初登場時には人気すぎて受注ストップになったほどです。
一般的な恵方巻より小ぶり(長さ約10センチ、直径約4センチ)なのが特徴。東京・神奈川の約150店で予約販売を受け付け(予定生産数に達し次第、受付終了)、一部店頭販売も行われます。予定数量は約5000食なので、事前に予約しておいた方がよさそうですね。
今回は「無理やり巻いた寿司」、「寿司みたいだけどスイーツ」、「寿司でもスイーツでもない」と、3種の変わりダネ商品を紹介しました。しかし形はどうであれ、「幸せになりたい」という気持ちが大切。今年の恵方は「西南西」です。2月3日は思う存分、かぶりついてはいかがでしょうか。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。