2012年3月7日、世界で広がっている"ものづくり"のムーブメント「FAB」をテーマにした、デジタルものづくりカフェ「FabCafe」が渋谷・道玄坂にオープンします。
カフェの看板メニューに?マシュマロラテ
「FAB」は、大量生産やマーケットの論理にとらわれず、自由なひらめきやアイデアを大切にするものづくりのコンセプトで、「FABrication(ものづくり)」と「Fabulous(愉快な、素晴らしい)」の2つの意味が込められています。
「FabCafe」では、そんな「FAB」を楽しく・おいしく・わかりやすく伝えることを目指し、多くの人が新しいものづくりを楽しめる空間を提供します。店内には、レーザーカッターをはじめとしたデジタル工作機器が設置されており、訪れた人はそれらを使用して工作をすることができます。オープン時には3つのアイテムシリーズが用意され、1枚のペーパーシートを立体的に変形してキツツキのオブジェを作ったり、ノートやスケッチブックに文字を刻印したりしながら素材をカスタマイズします。
1枚のシートから作ったキツツキ
Fab体験をするにはチケットが必要。30分間のFabチケット(ラテ付き)でレーザーカッターを最大3人で共有する「Fab Fun」は2000円、同様のメニューでレーザーカッターを占有できる「Fab Geek」は5000円です。なお、店内ではFab体験だけでなく、カフェ空間で飲食のみ利用することも可能で、インターネット回線と電源も無料開放されています。
営業時間は9時20分から22時(ラストオーダーは21時30分)で、日曜、祝日、年末年始は休業。
なお、4月頃にはオンラインサイト「FabCafe.com」上に、素材やデザインをカスタマイズしながら自分だけのアイテムを作れるオンラインショップ機能などが登場する予定です。
FabCafeは、トリプルセブン・インタラクティブの代表でクリエイティブディレクターの福田敏也氏とロフトワークの合同事業。運営はFabCafe LLP。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。