江戸東京博物館は、明治初期の写真家・横山松三郎の展覧会「140年前の江戸城を撮った男―横山松三郎展」を2011年1月18日から11年3月6日まで開催している。
横山松三郎は、幕末から明治という日本の転換期にあって、写真や石版、油彩画など、西洋から伝来した当時最先端の様々な知識や技術を独自に研究、習得し、多様な芸術表現を試みた人物。同展では初公開となる「旧江戸城写真ガラス原板」や、横山が独自に編み出した写真と油絵を融合させた技法、「写真油絵」によって制作されたコラージュ作品も出品。横山を「日本のダヴィンチ」とたとえ、当時の先端的マルチ・メディア・アーティストであった横山の多彩な活動を、数多くの資料でたどる。
観覧料は、一般600円。
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