2013/11/13

シーズン到来! 知っておいた方がいい「ノロウイルス予防法」

毎年、冬になると流行するノロウイルス。森永乳業が行ったアンケート調査によると過去5年でノロウイルスに感染したことがある人は12.8%に上ります。

8人に1人が感染していることから日本人にとって身近な病気と言えますが、効果がうすい予防法が行われているなどノロウイルスへの知識不足が感染拡大に影響してそうです。

ノロウイルスへの理解のなさが流行の原因?

ノロウイルスの感染経路は「自分の子どもから」が24.7%と最多。次いで「同居している家族から(自分の子ども以外)」が17.5%と続きます。この5年で家族が感染したという人は15.6%で、ノロウイルスが身近な病気となっていることが分かります。

感染した際に行った対処法として、「病院へ行った」という人がほとんどですが、市販の下痢止めや吐き気止めを服用したという人も少なからずいました。

東京医科大の松本哲哉主任教授は「感染した際は、体内のウイルスを排出することが重要です。そのため市販の薬、特に下痢止めを飲むことは、ウイルスの排出を阻害し、腸内にとどまる期間を長引かせるため、対処法としては誤っています」と指摘。

また実際には効果がうすい「手をアルコール消毒する」を予防法として有効だと考えている人も多く、ノロウイルスへの理解がまだまだ浸透していないのが現状のようです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]摂取しやすいラクトフェリンに予防効果
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