幻想的な景色にうっとり...。全国の桜の名所10選《2025年版》

高田城址公園の桜のイメージ(画像:写真AC)
春の訪れを告げる桜の季節がやってきました。儚さと美しさを併せ持つ桜。今年はちょっと足を延ばして、春ならではの幻想的な景色を堪能してはいかがでしょうか。
この記事では、東京バーゲンマニア編集部おすすめの桜の名所を10か所紹介するので、参考になったらうれしいです。
(2)弘前公園(青森県)
(3)三春滝桜(福島県)
(4)目黒川(東京都)
(5)高田城址公園(新潟県)
(6)高遠城址公園(長野県)
(7)兼六園(石川県)
(8)仁和寺(京都府)
(9)宮島(広島県)
(10)不動尊一心寺(大分県)
(1)五稜郭公園(北海道)

五稜郭公園の桜のイメージ(画像:写真AC)
戊辰戦争最後の戦い、箱館戦争の舞台となった「五稜郭公園」。春には約1500本の桜が咲き誇り、北海道内でも有数の桜の名所としても知られています。例年の見ごろは4月下旬から5月上旬ごろです。
歴史ある星型の五稜郭と桜のコントラストが絶妙。公園のすぐそばにある「五稜郭タワー」から見下ろす景色もおすすめです。
(2)弘前公園(青森県)

弘前公園の夜桜のイメージ(画像:写真AC)
江戸時代に築かれた弘前城の跡地に広がる公園で、春になると染井吉野を中心に、枝垂桜、八重桜など、52種類約2600本の桜が咲き誇ります。公園で開催される恒例イベント「弘前さくらまつり」には、毎年約200万人が訪れます。
さくらまつり期間中(2025年は4月18日から5月5日まで)は、夜間特別照明を実施します。「日本三大夜桜」にも数えられる幻想的な景色は圧巻です。
参考:弘前公園総合情報(青森県弘前市)
参考:弘前さくらまつり2025
(3)三春滝桜(福島県)

三春滝桜のイメージ(画像:写真AC)
樹齢約1000年と推定されるベニシダレザクラで、「日本三大桜」のひとつに数えられています。大正11年(1922年)に桜の木として初めて国の天然記念物に指定されました。
滝のように広がる花びらが特徴で、春には美しいピンク色の花が咲き誇ります。例年の見ごろは4月中旬ごろです。
参考:Find!三春 【みはる観光協会~福島県三春町】(三春町観光協会)
(4)上野恩賜公園(東京都)

上野恩賜公園の桜のイメージ(画像:写真AC)
約1000本の桜が咲き誇る都内有数の桜の名所です。動物園や博物館、美術館などの文化施設が集まっており、桜を楽しんだ後に他の観光スポットを訪れることもできます。
桜の季節の恒例イベント「うえの桜フェスタ」(2025年は3月18日~4月6日)では、全国のご当地メニューが楽しめるほか、さまざまなイベントが予定されています。
参考:上野恩賜公園(東京都建設局)
参考:うえの桜フェスタ
(5)高田城址公園(新潟県)

高田城址公園の桜のイメージ(画像:写真AC)
徳川家康の6男、松平忠輝公の居城として築城された高田城の跡に造られた公園で、全体が新潟県の史跡に指定されています。公園をめぐる広大な内堀と外堀をはじめ、その周辺には約4000本の桜が植えられています。例年の見ごろは3月下旬~4月中旬です。
夜桜も見どころひとつです。上野恩賜公園、弘前城公園とともに「日本三大夜桜」のひとつに数えられています。約3000個のぼんぼりに照らされた桜は必見です。
(6)高遠城址公園(長野県)

高遠城址公園の桜のイメージ(画像:写真AC)
弘前公園(青森県)、吉野山(奈良県)と並ぶ、「日本三大桜名所」のひとつで、春には約1500本の固有種タカトオコヒガンザクラが咲き誇ります。
一般的なソメイヨシノよりやや小ぶりながらも赤みをおび、こぼれるように咲く可憐さとその規模の大きさから、高遠の桜は「天下第一の桜」と称されるようになりました。城跡に入ってすぐのところに「天下第一桜」と書かれた石碑もあります。例年の見ごろは4月上旬から中旬です。
参考:高遠城址公園(伊那市)
参考:高遠城址公園さくら祭り
(7)兼六園(石川県)

兼六園の桜のイメージ(画像:写真AC)
水戸の偕楽園、岡山の後楽園と共に、「日本三名園」に数えられてる大名庭園です。「さくら名所100選」にも選ばれており、染井吉野を中心に約400本の桜が園内を彩ります。
約40種の桜があり、品種によって開花時期も違ってくるため、比較的長い期間桜を楽しむことができます。全国的に珍しい品種「菊桜」もあります。
(8)仁和寺(京都府)

仁和寺の御室桜のイメージ(画像:写真AC)
仁和寺は仁和4年(888)に創建された寺院で、現真言宗御室派の総本山です。世界遺産に登録されています。
同時期に植えられた、遅咲きで背の低い桜「御室桜」が有名です。古くは江戸時代のころから庶民の桜として親しまれ、数多くの和歌に詠われています。例年の見ごろは4月上旬から中旬です。
(9)宮島(広島県)

宮島の桜のイメージ(画像:写真AC)
世界遺産の「厳島神社」で有名な宮島。桜の開花時期には、多宝塔(二重塔)や島内の紅葉谷公園、弥山周辺がピンク色に染まります。例年の見ごろは3月下旬から4月上旬です。
厳島神社を背景に咲く染井吉野、桜の花びらが舞い散る中での神社参拝や、海に映る桜の姿は、この時期だけの特別な体験です。
参考:宮島観光協会
(10)不動尊一心寺(大分県)

不動尊一心寺の桜のイメージ(画像:写真AC)
「八重桜」の名所として全国的に有名な寺院です。春には山に囲まれた谷底に約700本の八重桜が咲き誇り、その美しい景色は"桜の雲海"と称されています。
コロナ禍に中止されていた夜間のライトアップが、2025年に5年ぶりに再開。4月5日・6日・12日・13日の土日限定で実施されます。
参考:不動尊一心寺
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(東京バーゲンマニア編集部 穂高茉莉)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。