普段の天ぷらと比較すると?
私も揚げたてを食べてみましたよ♪ サックサクのホックホクです。私って揚げ物の天才?
ちなみに、いつものやり方で作った天ぷらの方は、揚げたてでも「ちょっとべちゃっとしているな...」と娘と息子。なんだよ~、いつもはぱくぱく食べるクセに~......。でも、分かります。比べちゃうとその差は歴然なんですよ。音もちょっと残念な感じです。
「さき油」方式だと、時間が経過してもサクサク食感が残るということで、1時間後に再び「比べてみて」と、食べてもらいました。
左側が「さき油」、右側がいつもの方法で作ったもの。
10分後...。↓
正直すぎるぜ、子どもたち!娘いわく、「特にじゃがいもとレンコンのサクサクは、揚げたてと変わらなかった」ということでした(エビ、食べ比べてないじゃないの!笑)。
私も食べ比べてみましたが、「さき油」の方は1時間たっても「冷めただけ」という感じで、食感はほぼそのまま。一方、いつものやり方で作った方は、やっぱりべちゃっとしていて脂っこさが際立ちます。
「トリセツ」によると、「さき油」には、衣の中にグルテンが作られるのを防ぐ効果があるということ。グルテンは衣の中に含まれる2種類のたんぱく質が水を介して合体してできますが、このグルテンが具材の水分を吸収することで、時間が経つと衣をふにゃふにゃにしてしまうそうなんです。その合体を防いでくれるのが、衣の液に入れる油なんだとか。なるほど~。1つお利口さんになりました。
ちなみに、「さき油」はオニオンリングや唐揚げにも応用できるそうですよ♪これからの行楽シーズンのお弁当にいかが?
筆者:フリーランスライター ピノコ
2児の母。美味しいお酒とおつまみレシピ、そして子供も大人も一緒に楽しめるレシピを日々探求しています。特技は英語、英会話。趣味は水泳、海外ドラマとドキュメンタリー鑑賞。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。