2024/4/13

天ぷら"サックサク"にする裏ワザを検証。揚げる前、衣にひと工夫をするだけです。

旬のお野菜や魚介類で作ったサックサクの揚げたて天ぷらは、本当に美味しいですよね。うちは子どもたちが、ざる蕎麦やざるうどんが大好きなので、よくいっしょにリクエストされます。

しかし......。ハッキリ言って難しい。

どうしても衣がべちゃっと重くなってしまうんです。これでも、市販の天ぷら粉(コツがいらない...ってうたっているものです)を使うようになってマシにはなったのですが、お店のようにってワケにはいきません。特に揚げてから時間がたったものはべちゃべちゃと油っぽさが増して、ちょっと食べただけで胃もたれが......(そういう年頃です)。

揚げる前に、衣へ「油」を混ぜる?

そんな時、「あしたが変わるトリセツショー」(NHK総合、2024年4月4日放送)の揚げ物特集で耳よりな情報が。衣に含まれる水分を減らすことで、時間がたっても揚げたて食感が続くんですって!

そこで紹介されたのが「さき油」方式。揚げる前に先に衣の液に油を混ぜてしまうということです。でもそれがどうして「衣の水分を減らすこと」につながるの?逆に脂っこくならないの?

とりあえず、ものは試しだ!ってことで、やってみました!

1)まず水180CCに油大さじ3強(40gほど)を混ぜます。

2)そこに小麦粉100gを加えて、粉っぽさが残るくらいに軽く混ぜます。

3)お好みの具材に打ち粉をして軽くはたきます。

4)後は180度の油で揚げるだけ!(いつもより気持ち長めに揚げるのがポイントだそうです)

これはすごい!いつも通り、市販の天ぷら粉を使ったやり方と比較してみたのですが、菜箸で天ぷらを油から取り出した瞬間に違いが分かります。「さき油」の方は、箸でつまんだ感じが圧倒的に軽いんです!そして衣が薄いのに、しっかりとサクサクとした硬さを感じます。

「味見」と称し、揚げてるそばからつまみ食いを始めた娘(11)と息子(7)。その音が!「サク!」なんなら、「カリサク!」。CMばりのいい音です。「今までママが作った天ぷらの中で1番美味しい!」とのことです(これまですまんかったな...)。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]普段の天ぷらと比較すると?
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