肌タイプ別のおすすめのスキンケア方法
次に、肌タイプ別におすすめのスキンケア方法について紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【乾燥肌】
水分と油分の両方が不足している可能性が高いので、クレンジング剤や洗顔料は洗浄力が高過ぎないものを選ぶことが大切です。その上で、化粧水、美容液(肌悩みがなければ省いても可)、クリームの3ステップが基本的なケアになります。
このほか、油分をもう少し足す方法として美容オイルを導入することもできます。クリームに数滴混ぜて使うほか、ブースターとして洗顔後すぐの肌に使う方法もあります。
3ステップのケアをしていてもう少し油分を与えたほうがよい場合で、ニキビができやすい方でない場合にはクリームのほかに乳液をプラスするのもひとつの手です。ただし、この場合乳液とクリームの両方をスキンケアラインに含んでいるブランドの商品を選びましょう。
また、乾燥肌の方は、肌の保湿状態を高める効果が期待できる成分が配合された化粧品を使用するのがおすすめです。最もおすすめの成分は、「セラミド」。セラミドにも種類がありますが、人の肌にあるセラミドによく似ていて、人の肌になじみやすいとされる「ヒト型セラミド」が多く配合されている化粧品を使用しましょう。
なお化粧品の裏面などにある成分表には、「ヒト型セラミド」という表示はありません。「ヒト型セラミド」は成分表で、「セラミド」の後に英字か数字が付いて表示されています。成分表は配合量の多い順から基本的に記載されているので、できるだけ種類が多く、トップに近い位置付けに表示されているものを選びましょう。
【脂性肌】
皮脂分泌が活発な脂性肌の方は、スキンケアで油分を避けたくなるかもしれません。しかし、化粧水などで水分を与えたあとに乳液などの油分を与えつつ、水分を閉じ込めるために蓋をすることは大事なことです。
できるだけベタつきを避けたいなら汗ばむ夏や朝は、みずみずしいテクスチャーで軽やかに使えるジェルクリームを取り入れてみるなど工夫しましょう。
そして、夜や乾燥しやすい秋冬は、化粧水、美容液(肌悩みがなければ省いても可)の後に乳液かクリームを使用しましょう。ちなみに乳液のほうが脂性肌の方にはおすすめ。なぜなら、乳液よりもクリームのほうが油分の量が多いからです。
このほか、過剰な皮脂分泌を抑制する効果を持つビタミンC誘導体が配合された化粧品を使用するのもおすすめです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。