レチノール化粧品上級者におすすめなのは?選び方のポイントも
既に数種類のレチノール化粧品を使われ、より高い実感を求める上級者には、レチノールの濃度が高い商品や集中ケアできる商品がおすすめです。
(1)5種類のレチノールをバランスよく配合した「トゥヴェール」
純粋レチノールを始めとする5種のレチノールをバランスよく配合し、肌への負担に配慮しながら、純粋レチノールの効果を引き出す処方が施された「レチノショット 0.1」(3410円)。9種類のペプチドやコラーゲンも配合されているので、ハリ不足へのアプローチ力が高い商品です。
レチノールの肌負担を和らげ、肌荒れを防止するツボクサエキスやアラントインなどが配合されていますが、レチノール化粧品に使い慣れた上級者におすすめです。
夜のスキンケアの最後に、気になる部分を中心に使用します。4日おきの使用から徐々にならして使っていくことが推奨されています。
(2)3ヶ月の集中ケアで、ハリ不足やキメ乱れにしっかりアプローチする「キールズ」
先にご紹介した、「キールズ DS RTN リニューイング セラム」は、攻めと守りを両立させたデイリーケア用の商品。それに対し、「キールズ DS RTN ナイト コンセントレート」(5g/1650円)は、攻めに特化した3ヶ月集中ケアする美容液で、レチノール化粧品上級者におすすめです。
使用開始直前にパウダー化した高濃度フリーズドライレチノールを美容液と混ぜます。これは不安定なレチノールを使う瞬間まで鮮度を落とさずに使えるように配慮したもので、デイリーケアの美容液と比較してより高いハリ不足、キメ乱れなどへのアプローチが期待できます。
化粧水の後、クリームの前に、目の周りや唇を避けて使います。みずみずしいテクスチャーで軽やかに肌にのびていきます。週2回からスタートし、徐々に肌にならしていきましょう。
レチノール化粧品を使う上での注意点として、紫外線対策は万全に行うこと、他のレチノール化粧品と同時に使用しないこと、メーカーの使用法は必ず守ることなどがあげられます。ご自分の肌とご相談いただきながらにはなりますが、日々のエイジングケアにレチノール化粧品を取り入れてみてはいかがでしょうか。
※価格は、税込表示です。
遠藤幸子
エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル』
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。