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エイジング美容研究家として活躍する遠藤幸子さんが優秀なプチプラコスメを紹介。大人の女性でも満足できるアイテムをプロの目線から厳選、詳しい解説とともにお伝えします。
2023/3/19

更年期の「ゆらぎ肌」どうしてる?美容家が考える6つの対策法

女性なら誰しも経験する"更年期"。もしかしたら、必要以上に恐れていませんか?

ひとつ最初にお伝えしておきたいのは、誰にでも更年期は訪れますが、更年期障害の症状の程度には個人差があるということ。

早めに対策を取ることで更年期という時期を、少しでも過ごしやすいものに変えていける可能性は残されています。今回は、更年期の症状としてよくあげられる、ゆらぎ肌への対策について紹介します。

更年期に肌がゆらぐのはなぜ?

個人差はあるものの大抵の人は、50歳前後で閉経を迎えます。その前後5年の約10年間が更年期といわれ、心身ともにさまざまな変化があります。これは女性ホルモンが急激に低下し、やがて分泌されなくなることが大きく関係しています。

更年期の代表的な症状といえばホットフラッシュですが、肩こりや頭痛、鬱などに悩まされる人もいます。そして、日常生活に支障をきたすほどの重い症状は、更年期障害と呼ばれています。

女性ホルモンの減少により、肌が乾燥し、バリア機能が低下。ゆらぎやすくなり、肌荒れに悩む人も増えます。また、肌のコラーゲンやエラスチンが減少してハリや弾力も失われ、肌老化が加速しやすくなります。

30代後半から始めたいゆらぎ肌対策

(1)外的刺激から肌を守る

更年期の肌は、デリーケート。外的刺激から肌を守ることが大切です。摩擦を避け、低刺激の化粧品を使うこともひとつの手です。このほか、紫外線などの光ダメージや乾燥、大気中の微粒子から肌を守ることも大切です。

(2)肌の潤いを守りながら汚れやメイクを落とす

汚れやメイクを落とすことは健やかな肌を育む基本ですが、乾燥が加速しないように肌の潤いを守りながら汚れやメイクを落とすアイテムを使用しましょう。

(3)十分に保湿する

肌を十分に保湿することも大事。高い保湿力が期待できるヒト型セラミドが配合された化粧品の投入がおすすめです。

(4)十分な睡眠をとる

不眠に悩まされやすくなるのも更年期の特徴のひとつ。睡眠不足は肌の不調につながるため、生活全般を見直すことから始めましょう。生活リズムを整えて休日も規則正しく過ごし、起床後は朝日を浴びましょう。

カフェインやアルコールの摂取は睡眠の質を下げる原因に。カフェインはランチタイムまで、アルコールは週末に適量飲むなど工夫が必要です。

このほか、シャワーで済ませるのではなく、ぬるめのお湯に浸ることや就寝前にリラックスタイムを設けることも睡眠の質を高めることにつながります。

また、就寝前の軽いストレッチや眼の周りを適度に温めるホットアイマスクなどは寝つきをよくする効果期待できるのでおすすめです。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]エストロゲンと似た働きをするエクオール
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