仕事柄というよりもむしろマニアックな趣味のように日々スキンケアに励み、美肌を育むことに余念がない現在46歳の筆者。よく周囲の人に長年の愛用品について尋ねられます。

しかし、美容のプロとして活動していると、常に新しい化粧品を自分の肌で試す必要性があり、スタメン化粧品の入れ替えはかなり短いスパンで行われています。

そのような中でも必ず洗面所の裏にある通称「スタメン棚」に収まっている、絶対に欠かせないスキンケア化粧品がいくつかあります。今回は、それを紹介します。

マジックスキャンで肌年齢を測定

肌年齢を測る方法はいくつかあります。普段は水分量やハリなどを手持ちのスキンチェッカーで測定していますが、今回はSK- IIのカウンターで、マジックスキャンを体験。

これは、最新のAI技術と数10年にわたる、SK-IIの肌研究の掛け合わせによって誕生した独自の肌測定システムで、肌に触れずに測定を行うことができます。その結果私の肌年齢は実年齢よりも14歳若い、32歳という結果でした。

g

色黒コンプレックスを克服した影の立役者は酵素洗顔

筆者は子どもの頃から色黒で、大人になってしっかりと紫外線対策や美白ケアに励んでも、20年以上標準色よりも暗いファンデの愛用者でした。

それが、シーボン.のフェイシャリスト ファーメントパウダー a（0.3g×56ピース入り 1万1000円）を使い始めて数か月経過した頃、標準色よりも明るいファンデさえ暗いと感じるようになりました。

これまでぬるま湯洗顔だったのをやめたことや美白ケアに同時に励んだことも大きく関係していると思いますが、どんどん肌の明るさと透明感が増し、毛穴までキレイになったのは嬉しい出来事でした。

高価なので、正直なところ何度か別の商品に手を伸ばしたことがあります。しかし、長く離れてしまうと乾燥が気になったり、肌の明度に影を落としたりするように感じられ、結局また使い始めます。

基本的には夜ほぼ毎日洗面器に少量ぬるま湯を入れて溶いてから泡立つ洗顔料を混ぜ、モコモコに泡立ててから顔を洗うというように使用しています。

愛用歴は4年を超え、時々限定のお得な商品を購入しながら、もう20箱は確実に使用しています。

極薄乾燥肌の救世主！特に秋冬は欠かせない濃厚美容液

筆者の皮膚は元々薄く、水分を抱え込む力が弱い超乾燥肌です。そのため季節を問わず入念に保湿しなければ、通常のコンディションを保つことができないのが悩みの種。

特に冬は何を使っても乾燥してしまうので、肌老化が加速してしまうことに長年悩んでいました。そんなお悩みから救ってくれたのが、シーボン スポット ドライ MD（35mL／1万5950円）という美容液でした。

乾燥には長年ヒト型セラミドという信念を持って過ごしてきましたが、数あるヒト型セラミド配合の化粧品の中で筆者自身が最も保湿力に関して頼もしく感じている商品です。

初めて使った時は、ドロッと濃厚なテクスチャーに驚かされました。肌にのばすというよりも、ペタペタ塗り付けるようにして肌に塗布するという言葉がしっくりくる使用感。メイクの邪魔をしないか最初は心配でしたが、肌になじんでからメイクするとベタベタすることもなく、そんな心配は不要でした。

1年に最低でも3本は使用していて、愛用歴は4年を超えています。うるおいで満たされ、ふっくらとした肌へと導かれたような実感があります。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。