美容家が教える 大人のプチプラコスメ
エイジング美容研究家として活躍する遠藤幸子さんが優秀なプチプラコスメを紹介。大人の女性でも満足できるアイテムをプロの目線から厳選、詳しい解説とともにお伝えします。
2022/11/29

乾燥肌の悩み、今年こそサヨナラ!美容家が実践している改善ステップ

STEP2:肌を保湿する

メイクや汚れをきちんと落としたら、肌を保湿しましょう。肌の乾燥がひどく気になるときには保湿力の高い導入美容液を使うのもおすすめです。

写真は、シュギョク セダクティブ ビューティ ショット(7700円)

導入美容液には、次に使う化粧水などの浸透を高める効果も期待できます。どんなステップを踏むにしても、化粧水や美容液で水分を補給し、乳液やクリームで油分を補給する必要があります

化粧水はローションパックのほか、手やコットンでなじませるときも、手のひらで触れたときに吸い付くような感覚が得られるまでなじませましょう。

乳液とクリームは乾燥の度合いによって両方必要な場合もありますが、油分過多になると肌トラブルに繋がる可能性も。そのあたりは肌質や肌状態との相談になります。

このほか、使用するスキンケア化粧品に保湿成分が多く配合されていることも重要です。セラミド、ヒアルロン酸、グリセリンなど保湿成分は複数ありますが、最もおすすめなのは人の肌にあるセラミドとよく似た構造を持つヒト型セラミドです。

写真は、シーボン. シーボン スポットドライ MD(1万5950円)

STEP3:朝は外的刺激から夜は日中受けたダメージから守る

朝と夜とでスキンケアの目的は異なります。朝は、紫外線や花粉などの大気中の微粒子などから肌を守るケアが必要となります。

日焼け止めの使用はもちろんのこと、肌状態に応じて、アンチポリューション(大気汚染物質などから肌や髪、身体を守る)コスメの使用も検討しましょう。

写真は、&be UVミルク(3080円)

夜は、紫外線や乾燥などによるダメージをケアするスキンケアが必要です。

写真は、琉白 月桃ナイトリペアオイルS(4180円)

肌の修復は就寝中に行われるため、睡眠も大事です。入眠後の3時間が肌にとってのゴールデンタイムと言われていますが、これは成長ホルモンの分泌が最も活発になる時期が関係しています。

成長ホルモンは肌のターンオーバーを促進させたり、日中に受けた肌へのダメージを修復させたりする作用があります。

そのため肌のうるおいだけではなく、健やかさやハリ・弾力を保つためにも、睡眠環境や生活習慣などを見直し、質の良い睡眠を目指し、冬の乾燥に負けない肌作りを心がけましょう。

遠藤幸子

遠藤幸子

エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインフォマーシャルなどに出演。ウェブ、雑誌等にコラムを執筆するほか、コスメブランドの広告なども手掛ける。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索。豊富な自己体験を元に情報を発信中。公式サイト『アンチエイジング ジャーナル

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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