8月に入って、新潟県や山形県を中心に記録的な大雨となり、被害が出ています。大雨特別警報が出るなど深刻な状況になっています。
急に避難した場合や緊急時に、出先で「トイレットペーパーがない」なんて事態になったら困りますよね。
今回は、そんなもしもの時のために知っておきたい、携帯できるトイレットペーパーの使い方を紹介します。
参考にしたのは、警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターが2022年7月21日に投稿したツイートです。
「良いアイデアを、ありがとう」
警視庁警備部災害対策課は、非常用に便利な方法として、トイレットペーパーをラクに携帯するライフハックをツイートしました。これには22年8月4日現在、1.3万リツイート、2.6万いいねの反響が寄せられています。
内容は、トイレットペーパーの芯を抜くと、中央からスルスルと使えて、かつぺしゃんこになるためコンパクトな状態で持ち運べるというものです。
一部の人の間ではよく知られた方法のようですが、知らなかった人からは、「なるほど!」「良いアイデアを、ありがとう」「勉強になりました!」などの反応がみられます。記者も知りませんでした。
今回、自宅にある一般的なトイレットペーパーで、実際に試してみました。
ツイートには、「トイレットペーパーは、通常外側から使いますが、芯を抜き真ん中から引き出して使うこともできます」とあります。
芯を抜き出す方法は記載されていませんでしたが、警視庁警備部災害対策課が2017年に投稿していた、ガムテープとトイレットペーパーの芯の抜き方を真似しながら取り出しました。
本体を左右上下にぐっと押しつぶすと、芯がペーパーから浮いて簡単に外せました。
芯を抜いたら、投稿にもあった通り、中央からスルスルと引き出せるようになりました。これだとトイレットペーパーを立てた状態で、片手で使用できます。
また、ツイートに添えられた画像には
「芯を抜いてつぶすことにより、容積が減り、携帯性も向上します」
とあります。
紙だけになったトイレットペーパーは柔らかく、つぶすとぎゅっとコンパクトになりました。たしかにこれなら、バッグの中にいれてもかさばりません。
普通のトイレットペーパーと比較してみると、半分以下のボリュームになりました。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。