この2つのシリコーンスプーン。1つは100円ショップ「ダイソー」、もう1つは「無印良品」の商品です。どちらがどちらのブランドか、分かりますか?
正解は左が「ダイソー」、右が「無印良品」です。見た目はかなり似ていますが、触った感じや使い心地に違いはあるのでしょうか? 比べてみました。
価格は270円の差あり
まずはそれぞれの商品を紹介します。
ダイソーでは、「シリコーン調理スプーン」という商品名で販売されています。価格は220円です。
裏側に突起があり、先端を浮かせて置けるのが特徴。料理中キッチンにポイっと置いても直置きにならず、衛生的です。
耐熱温度はマイナス30度~230度。食器洗い機対応です。
一方の無印良品の「シリコーン調理スプーン」は言わずと知れた名品。これ1つで「炒める」、「すくう」、「盛り付ける」ことができ、発売は2009年ですが、今もなお根強い人気があります。
耐熱温度は、表面(シリコーンゴム)200度/芯材(ナイロン)180度。食洗機可。価格は490円です。
ダイソーは220円、無印良品は490円なので、270円の差があります。
サイズ感比較
ダイソー商品の長さは約26.5㎝、無印良品は約26㎝で、ダイソー商品の方が、少し長めの作りです。
スプーンの部分は、ダイソーが横7.3㎝、縦8.7㎝。無印良品は横7.5㎝、縦9㎝です。先端の部分に関しては、無印良品の方が少し大きめになっていました(編集部調べ)。
重さ比較
ダイソー商品は約90g、無印良品は公式に110gと記載されています。無印良品の方がずっしりとした重さを感じますが、そこまで大きな差は感じませんでした。
しなり具合
左がダイソー、右は無印良品
無印良品のスプーンは、シリコーンの内側には、ひとまわり小さなステンレス鋼の芯材が入っていますが、スプーン部分のヘリから1cmほどは芯が入っていません。このへりのしなり具合と内側の硬い芯のバランスが、絶妙な使いやすさを生み出しています。
ではダイソー商品はどうでしょうか。
無印同様内側は硬いですが、その周りは柔らかくなっています。無印の商品よりも柔らかさがあり、先端に圧をかけてみると、しなりました。鍋やフライパンの縁に残ったものも、しっかりとすくい取れそうです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。