普通郵便は怖いので従来通り送って欲しい場合は
三井住友カードのクレカ全てが「普通郵便」の対象になるわけではありません。
今回の変更は「更新カード」に関しての変更ですので、新規発行のカードについては、従来通りの方法で送られます。
また、キャッシュカード一体型のクレカや法人カードなども普通郵便の対象外で、これらのカードの場合は特に変更はありません。
普通郵便の対象カードを持っている場合でも、簡易書留で送ってもらう方法もあります。
更新カードの有効期限月から2か月前の月末までに、ウェブまたは電話で「簡易書留郵便による郵送を希望する」と伝えます。有効期限はクレカまたはアプリ(ナンバーレスの場合等)で確認してください。
専用ページからログインし、簡易書留郵便に変更する理由を選択後に「申し込む」をクリックすると普通郵便での郵送ではなく、簡易書留郵便で受けとれます。
ただし、簡易書留郵便だから絶対に安全というわけでもありません。
筆者は昨年だけで不正利用が3回ありました。カードを落とした、財布を忘れたと言う事もありません。もちろん簡易書留郵便で受け取ったカードです。
"普通郵便だから危険"ではなく、"クレカを保有していれば危険"という事を認識し、プッシュ通知やメール通知などの設定ができる場合は設定しておきましょう。
三井住友カードに限らず、他のカード会社も普通郵便に切り替える可能性もあります。不正利用対策は覚えておきましょう。
菊地崇仁
ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。