北海道産の新米「ななつぼし」を使った極上おにぎり。1日限りのイベントで食べてみた。
おにぎりの出張スタンドって、聞いたことありますか?
出張おにぎり屋「出張ほぐれおにぎりスタンド」は、その場で握りたてほかほかのおにぎりを提供する出張スタイルのお店です。
この「出張ほぐれおにぎりスタンド」と、北海道米「ななつぼし」が美味しいコラボ! ホクレン農業協同組合連合会、北海道米販売拡大委員会と「出張ほぐれおにぎりスタンド」がコラボレーションし、令和3年産の新米・北海道米「ななつぼし」を使用したおにぎりを提供するイベント開催しました。
2021年11月14日に東京・三軒茶屋のコワーキングスペース「三茶WORK」で行われた1日限りのイベントに記者も参加してきました。
バランスがとれた味わいで冷めてもおいしい
「ななつぼし」は、北海道を代表するブランド米。バランスがとれた味わいで冷めてもおいしく、北海道では最も食べられている品種です。
日本穀物検定協会が主催する「食味ランキング」では、最高位である「特A」を11年連続(平成22年~令和2年)で獲得しています。
今回開催されたイベントでは、「ななつぼし」と厳選された食材を使って、その場で握ったふわふわのおにぎりが1日限定で販売されました。当日おにぎりを握ったのは、「出張ほぐれおにぎりスタンド」の橋本英治さんと、詫摩友彦さん。
詫摩友彦さん、橋本英治さん(左から)
「握り手」として全国のイベントなどで、人前でおにぎりを握る活動をしています。
この日振る舞われたメニューは「いかと柚子塩辛」(400円)「海老みそクリームにぎり」(400円)「鮭の焼き漬け腹子にぎり」(400円)「極め白」(300円)の4種。中でも当日とくに人気だったのは、「鮭の焼き漬け腹子にぎり」でした。
お米は土鍋で炊いた、炊き立てを使用。おにぎり合計200個分が用意されていましたが、これが販売から2時間弱で売り切れる人気ぶりでした。
親子4人で訪れた男性は、東京バーゲンマニアの取材に「お米がたっていておいしいです。子どももばくばく食べていました」と食べた感想をにこやかに話しました。
ほかにも店内では、いたるところで「本当においしい」「やばいね」といった声があがっていました。
どれほどおいしいのか気になった記者は、シンプルに塩むすびを食べてみました。
お米につやがあって、輝いて見えます。食べてみると、まず軽いエアリーな食感に驚きました。橋本さんによると、米粒をつぶさないように、ふわっと握るのがコツだそう。
噛みしめると、お米に程よい甘みがあります。塩気と海苔のうまみがマッチして、具なしでそのまま食べても十分だと感じました。訪れた人が笑顔になるのも納得です。
イベント終了後に橋本さんと詫摩さんに話を聞きました。約2時間、休憩なしでおにぎりを握り続けましたが、橋本さんは「楽しかったですね。お米おいしい、と言ってくださる方が多かった」と晴れやかな表情で振り返りました。詫摩さんも、「握りたてを食べてもらえたのが一番嬉しいです」と話しました。
ちなみにななつぼしは、「炊いて粗熱が取れたあとくらいが、モチモチ加減になっておいしい」とのこと。皆さんも、機会があればぜひ食べてみて。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。