オンラインで利用できる場合も
コロナ禍で百貨店に行くのもなぁと思っている場合、オンラインショッピングで利用できる百貨店もあります。
高島屋の場合は高島屋オンラインストアで、三越伊勢丹ホールディングスの場合は三越伊勢丹オンラインストアや、三越伊勢丹のラグジュアリーオンラインストア、丸井今井オンラインストアなどでも株主優待カードを利用できます。
お中元やお歳暮で利用する事もできます。オンラインの場合は送料無料なども実施している場合も多いため、毎年定期的に送る先が決まっている場合は活用してみてはいかがでしょうか。
なお、大丸・松坂屋のJ.フロント リテイリングの場合、オンラインショッピングは対象外となっているようです。
ただし、注意が必要なのは「上限」です。株主優待カードは無制限に10%OFFになるわけではありません。保有株数に応じて上限が決まっています。
例えば、三越伊勢丹ホールディングスの場合は、100株~300株未満の場合は30万円まで。従って優待の最高額は3万円となります。300株~500株未満で40万円、500株~1000株で50万円と細かく設定されています。
J.フロント リテイリングの場合は、100株~500株未満で50万円、500株~1,000株未満で100万円、1000株~2000株未満は200万円です。
高島屋の場合は100株~500株未満は30万円ですが、500株以上になると限度額なし。高島屋の買物が多い場合は株主になるのもメリット大。
もちろん、株のため購入時よりも下がる場合もあります。特定の購入ブランドが決まっていたり、定期的に化粧品を買うなど、目的が決まっていたりする場合、株主優待カードはお得ですよ。
菊地崇仁
ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。