今年は2020年。そう五輪イヤーです。五輪のスポンサーと言えばVISAです。抽選でチケットが当たった人はわかると思いますが、チケットの決済手段はVisaブランドのカードか現金しか利用できません。
東京五輪会場もVisaブランドのカードしか利用できませんので、五輪観戦する予定がある場合は、Visaブランドのカードを持っていた方が便利です。
Visaのタッチ決済とは?
五輪会場ではVisaのタッチ決済という支払方法が利用できる予定です。クレジットカードやデビットカードに4本線のWi-Fiのようなマークがある場合、タッチ決済に対応しているカードです。
なお、Visaは最近「Visaのタッチ決済」と言う表現を使っていますが、以前は「Visa payWave」という名称でした。マークがあれば同じ意味です。
Visa以外の場合は「タッチ決済」ではなく、「コンタクトレス」とつく場合がほとんどです。JCBコンタクトレスやMastercardコンタクトレスと言った具合です。今回は、Visaブランドの紹介をしているため「タッチ決済」で統一します。
タッチ決済はその名の通り「タッチ」して「決済」します。SuicaやPASMO、WAON、nanacoのような感じで、端末にタッチするだけで支払が完了します。暗証番号の入力やサインも必要ありません。
「クレカ=高額商品」と考えている方も多いのですが、タッチ決済が普及すればコンビニなどでの少額決済にも使いやすくなります。
コンビニだとSuicaなどの交通系ICカード、数万円程度の買い物の場合はクレカと分けて使っている方も、Suicaなどと同じようにかざして支払う事ができると少額の買い物でのクレカ利用も増えそうです。Visaの資料によると支払は約8秒で完了するため、もたつくこともありません。
支払い方は簡単。Suicaで支払う場合は「Suicaで」と伝えるように、「Visaで」や「Mastercardで」と伝えてカードを端末にかざすだけ。「クレカで」でもOKです。nanacoやSuica等で支払ったことがある人で混乱することもないでしょう。ただし、店員さんがわかっていない場合もあります。それでも対象の加盟店ではカードをかざしているだけで支払が完了します。
ちなみに、最近発行を開始したようなVisaブランドのカードはVisaのタッチ決済搭載が基本となります。既に国内でVisaのタッチ決済対応カードは1900万枚も発行されており、1年前に比べて約4倍程度利用できるカードが増えています。
クレカだけでなくデビットカードやプリペイドカードでも搭載されており、さらにはApple PayやGoogle Payでもタッチ決済が搭載されていますよ。自分のカードに4本線のマークがあるかを確認してみて下さい。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。