美容家が教える 大人のプチプラコスメ
エイジング美容研究家として活躍する遠藤幸子さんが優秀なプチプラコスメを紹介。大人の女性でも満足できるアイテムをプロの目線から厳選、詳しい解説とともにお伝えします。
2019/7/31

美容家が美肌キープのためにしてる「ルーティン」 7つの秘密

もう何年も朝と夜のルーティンというのは特別な日を除いて一緒です。なぜなのかというと、そのルーティンが理にかなっていて、健やかな体と若々しい美肌を育む効果が期待できるからです。今回は美容家である筆者の夜のルーティンをご紹介します。

美容家が何年も続けている「朝のルーティン」はこちら

お風呂の入り方、正解はこれ

(1)夕食の時間

起床から始まって食事や就寝の時刻など主なスケジュールは、特別な予定がない限りいつも決まった時刻で過ごすようにしています。

夕食を摂る時刻も決まっているのですが、就寝時刻から逆算して4時間前までに済ませるようにしています。これは内臓を休める時間を確保するという目的のほか、体重を増やさないためです。

また、夕食をお腹いっぱい食べてしまうと、朝お腹が空かないという状況を作ってしまうため、夕食は軽くしています。目安でいうと、朝食や昼食が腹八分目だとしたら腹六分目から七分目といったイメージです。

(2)バスタイムの時間

入浴する時間は家族の予定に多少左右されますが、早くても就寝の2時間前、遅くても1時間前までに済ませています。人は体温が下がっていく時に眠くなるので、質のよい睡眠のためにこのように心がけています。冬は気温が低いので就寝の1時間前くらいまでに済ませることが多いです。

年間を通してシャワーで済ませる日はなく、必ず湯船に浸かるようにしています。これは体をしっかりと温めるためであり、疲れをとるためでもあります。湯船にはったお湯の温度は40度にしています。

バスタイムの過ごし方ですが、湯船に浸かっている時間は大抵10~15分程度。夏は短めで冬は長めになります。必ずデコルテまで浸かって手の指と足の指をひと通り揉みます。これは血流をよくするためです。洗う時間は15分程度かと思います。

メイクは入浴前に落とすのが理想的です。というのも、入浴中に落とすと手が多少濡れてしまっていたり、湿気の影響を受けるためです。入浴中にメイクを落とす際は、濡れた手でもOKのクレンジング剤を使ったりしています。

顔を洗い流す時には必ずぬるま湯でシャワーは絶対に使わず、蛇口からすくっています。熱いお湯で顔を洗うと肌の乾燥を招く恐れがありますし、シャワーで顔を洗い流すとその水圧で毛穴が開いてしまったり、たるみを引き起こす可能性があるからです。

体を洗う順番ですが、メイクしたままの場合は先にメイクを落とし、まず髪を洗ってから体を洗っています。これは、トリートメントが背中に残ってしまったりしてニキビができるのを避けるためです。

(3)バスタイム前後の習慣

バスタイム前後にはいくつかの習慣があります。まず入浴前後にコップ1杯の水を常温で飲むようにしています。(温かいノンカフェインのハーブティに置き換えることも)これは入浴で汗をかくためです。常温にしているのは体を冷やさないようにするためです。

入浴前に髪と体をブラッシングすることも習慣にしています。髪をブラッシングするのは、頭皮や髪の汚れを落としやすくするためです。体を乾いた状態でブラッシングするのはドライブラッシングといって、血行促進やセルライトの予防・改善、角質ケアを目的としています。使用するブラシは天然毛のものを必ず使用していて、柔らかいものは避け、硬めで弾力のあるものを使うのがポイントです。

筆者が愛用しているのは、ニールズヤードのボディマッサージブラシ(税抜価格2400円)です。イノシシの毛が使われています。

入浴後はバスルームでスキンケアのファーストステップを済ませます。春秋冬の乾燥が気になる時期はオイルを、夏はブースター(導入美容液)を使用することが多いです。このほか、シートマスクをする時には、あらかじめ湯船に入れて温めておいて湯船に浸かりながら使用しています。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]愛用コスメ、使うのはこの子たち
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