2019/3/14

朝に飲むならコーヒーよりスープ? 「冷え」におすすめ簡単レシピ紹介するよ~。

1日のうちで最も身体が冷えると言われる朝、みなさんは何を飲んでいますか?

朝食に温かいものを摂取することの重要性と情報発信をする「温朝食ラボ」は、からだが冷えると言われる朝に、からだを温めるために飲むべき1杯は何がいいかを調査する実験(※)を行いました。

最大約1.6度上昇

実験で比べたのは、多くの人が飲んでいるであろう「温かいスープ」「温かいコーヒー」。2種類の飲料で体温上昇の比較検証を、「芝大門 いまづクリニック」の院長、今津嘉宏先生監修のもと、サーモグラフィを用いて行いました。

20代前半、30~40代、50~60代の女性を対象に、年齢別における体温上昇の比較検証を行ったところ、世代関係なく「温かいスープ」を飲むと、摂取直後から腹部・手の甲それぞれ温まって、さらに60分後も持続されていることが分かりました。

一方、温かいコーヒーは、摂取直後は多少温まりますが、その後の体温は低下傾向にあったことから、同じ温かい飲み物でも冷え対策にはスープの方が好ましいようです。

今津先生は、スープの方が好ましい理由をこう解説します。

「スープに含まれる『とろみ』が大きく関係しています。とろみがあると、飲食物が胃の中に停滞する時間が長くなるからです。スープ摂取後、腹部の体温が平均で最大約1度上昇し、手の甲においては平均で最大約1.6度上昇しました。体温が1度上昇すると、免疫力が約5倍高まるといわれており、とろみのあるスープ摂取が、免疫力アップにもつながるといえます」

おすすめスープレシピはこれ

「温朝食ラボ」ではおすすめの簡単スープレシピを紹介しています。

・サバとナッツの簡単! 頭脳スープごはん

材料は、
コーンスープの素 2袋
サバ缶 80g
ミックスナッツ(荒みじんぎり) 15g
ごはん 200g(一度水でさっと洗っておく)
マッシュルーム(または好みのきのこをスライス) 2個
豆乳 200ml
水 200ml
パセリみじんぎり(お好みで) 少々

小鍋にごはんとマッシュルーム、水、サバ缶を加え、中火で加熱する。沸騰してきたところに、コーンスープの素を溶かし、豆乳を加える。弱火で、沸騰直前に火を止めて、好みでパセリをふりかければ完成。

・身体温まる!豚と生姜のコーンスープ

材料は、
コーンスープの素 2袋
生姜(すりおろし) 小さじ2
豚肉(こま) 120g(ひと口大にカット)
玉ねぎ 中1/4個(5mm幅にカット)
塩・黒こしょう 少々
水 300ml
粉チーズ 小さじ1
EXVオリーブオイル 大さじ1/2
フランスパン(2cm幅) 4切れ
バター 20g
にんにく(すりおろし) 1/2個分
野菜(サニーレタス・トマト・たまねぎなど) 適量

鍋にオリーブオイルを中火で熱し、豚肉、玉ねぎ、生姜を炒め、塩こしょうをふる。火が通ったら、水、コーンスープの素を加え混ぜ合わせ、沸騰する手前で火を止める。フランスパンに、にんにく、バターをすりつけトースター(600w4分)で焼き、プレートにサラダ、ガーリックトースト、カップにいれたスープを盛り付ける。

詳細は公式サイトから。

(※)2018年12月19日、20日、20代前半女性2名、30~40代女性3名、50~60代女性3名で試験。試料摂取前、摂取〜120分後まで全身をサーモグラフィで撮影。試料は4分かけて摂食。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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