SNSのタイムラインに流れてくる、友人・知人の旅先での写真。旅行を楽しんでいる様子を見て「いいなぁ」「素敵だな」と思うこと、よくありますよね。
しかし内容によっては、フォロワーが素直に「いいね!」と思えない写真も結構あるみたい。DeNAトラベルが10~60代の男女に「海外旅行先でのSNS投稿」に関する調査を実施した結果、「いいね!」したくないという不満の声が多かったのは――。
強いて言うなら、これが嫌い
そもそも、どれほどの人が旅先での様子をSNSに投稿しているのでしょうか? 「旅行先の出来事をSNSに投稿しますか?」との質問に「いつもする」と回答したのは63.4%、「たまにする」は31.2%となり、なんと94.6%の人が旅行の様子を投稿しているという結果に。投稿先の1位は「Instagram」(64.8%)、2位は「Twitter」(60.2%)、3位は「Facebook」(58.0%)となりました。
同調査では次に、フォロワー視点に立ってSNSに投稿されたものに対して「どんなリアクションをしますか?」と質問。その結果、最も多かったのは「いいね!を押したり、コメントを書く」で89.2%がこちらを選びました。
2位以下は「実際に投稿者に会ったときに話題にする」(64.6%)、「自分の次の旅行の参考にするため、お気に入りに保存する」(38.5%)が続き、「特に何もリアクションはしない」と答えた人は4.6%に留まりました。
意外にも(!?)「いいね!」したり、コメントしたりするという素直な人が多かったものの、「友人・知人の旅先のSNS投稿で『いいね!』を押したくないものはどんな投稿ですか?」と少し意地悪な質問をぶつけてみたところ...
1位 「特になし」(25.8%)
2位 「友人・知人が写った写真」(22.6%)
3位 「旅行先のチェックイン情報」(19.4%)
4位 「旅行先の出来事をつづった日記やテキスト」(17.2%)
という結果になりました。
自撮りアプリや「セルカ棒」の普及で「風景と自分」というショットがかなり気軽に撮影できるようになりました。人に頼まなくても旅先の風景に溶け込む自分が撮影できるので、旅行に行くとついつい自撮りが多くなってしまうという人も多いのでは? ただ、SNSの投稿を受け取る側には不評のよう。一体なぜなのでしょうか?
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。