ちなみに同調査の「カビの発生で1番気になる場所」で最も回答率が低かったのが「床」でした。確かに湿度の高い水回りと比べれば、それほど気にならないようにも感じられますが、実はフローリングにもカビ対策が必要なのです。
「実は湿度がそれほど高くない場所にも好乾性カビというものが、フローリングの表面などに存在し、ある程度の温湿度、栄養源が存在すれば増殖します」
と指摘するのは、工学院大学建築学部の柳宇教授。
「床の上の白っぽく見えるほこりや塵のようなものも、実は多くがカビです。裸足で歩く機会が増え、床面にカビの栄養源となる皮脂や油分が付着しやすい春~夏期には床面のカビ対策も必要といえます」
先の調査で、カビ対策を行うタイミングのトップに選ばれていたのは「小さいカビを見つけた時」でしたが、実はカビが目に見える状態は、かなり増殖が進んだ段階だそう。見える前、臭さを感じる前に対策するのが理想的です。
※調査はケルヒャージャパンが 2017年5月2日から8日にかけて30代~40代の女性500人を対象に行ったもの。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。
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