捨てたらもったいない!
料理に使う卵、割った殻をそのままゴミ箱にポイっと捨ててしまっていませんか? それ、もしかしたら損しているかもしれません。実はこの「卵の殻」には、たくさんの再利用法があるのです。
以前、お米のとぎ汁、コーヒーかす、パスタのゆで汁の再利用法を紹介(「捨てるの待った! 実は使える『とぎ汁・ゆで汁・コーヒーかす』」)したのに続き、今回は知って得する卵の殻活用法をご紹介します。
ふきん漂白からガーデニングまで大活躍
もっとも手軽な再利用法は、水筒や花瓶など細くて手が奥まで入らないものを洗うときに活用するというもの。殻を細かく砕いたら、洗いたい容器の中に殻が浸るくらいの水と一緒に入れて、シャカシャカと振ります。ある程度振ったら水ですすいで殻を出し、中を洗剤で軽く洗えばお手入れ完了。これだけで内部のくもりがすっきりしますよ。
応用版として、カップの茶渋取りにも活用できます。細かく砕いた殻を茶渋が気になるカップの中に入れ、水を含んだスポンジでこするだけ。手軽に試せるので、日頃のお手入れにおすすめです。
さらに、卵の殻を使ってふきんなどの黄ばみを取ることも可能です。鍋に水を張り、大きめに砕いた卵の殻3~5個とふきん数枚を入れたら、約10分間、煮ます。取り出したあと、いつも通り洗濯すれば気になる黄ばみを取ることができます。頻繁に漂白剤を使うことに抵抗があるという人は是非お試しを。
家庭菜園やガーデニングをしているなら、肥料として活用するのもおすすめ。細かく砕いた殻を土にまくだけでOKです。殻に含まれたカルシウムが植物の栄養になりますよ。
きれいに丸い形を保っているなら、中に土をいれて鉢植えとして利用するという手もあります。小さい観葉植物や、植物が芽を出すまでの期間のミニ鉢にすれば、見た目もかわいくインテリアにもぴったりです。
食器の汚れ落としから、ガーデニングまで幅広く活用できる「卵の殻」。今までゴミになっていたものがこんなに役立つのは、嬉しいかぎりですね。さっそく試してみて。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。