「今に生きる伝統工芸」
石川県立伝統産業工芸館(金沢市兼六町1-1)では2017年4月5日から5月17日まで、「今に生きる伝統工芸」が開催されています。
普段着の生活工芸も楽しめる
人から人、手から手へと受け継がれ、長い歴史と伝統を誇る石川の伝統工芸。今、新たな市場への進出を県内の各産地が模索し、伝統に縛られない新分野への挑戦が進められています。「あっ、こんなところに匠の技が!」と驚くかもしれません。研ぎ澄まされた技と心をこれまでにとどまらず、建築内装分野におけるクオリティーの高い住まいと暮らしを提案し、石川の伝統工芸の可能性を探ります。
石川の風土に育てられ永年培った技と心を受け継ぐ県内8業者が、その多彩かつ高度な技術を生かして製品開発に取り組んだ機能的で美しい内装材やインテリアなどを紹介。また、日常使いの身近な工芸品にも各事業者のアイディアとデザインセンスが生かされ、普段着の生活工芸も楽しめます。
入場料260円。開催時間は9時から17時(最終日のみ15時)まで。
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