2016/10/27

認可保育園に入れるのはたった3割! 生まれてからでは遅い、最新「保活」事情

気になる保育料は......

すでになんらかの保育施設に子どもを預けている先輩ママに、どんな施設を利用しているか聞いてみました。

すると、トップは「公立認可保育園」で30.2%でした。それは裏を返せば公立認可保育園には30%しか入れない、と言うことです。2位は「私立認可保育園」が28.9%と僅差で続き、民間が運営する「認可外保育園」を利用している人は8.7%です。

それでは気になる保育料は――?「2~3万円(23.4%)」が最も多く、次が「5~7万円(14.8%)」、「1万円未満(13.9%)」「1~2万円(13.9%)」との結果になりました。

民間の施設に預けている家庭では、ほとんどが5万円以上の保育料を払っていることがわかりました。結構な出費ですが、「英語や食育などの幼児教育を受けられる」、「駅から近くて便利。残業があっても遅くまで預かってくれる」、「おむつの持ち帰りがない」など充実したサービスには満足しているという声もあります。

最後に、保育施設に子どもを預けている先輩ママからのアドバイスを聞いてみましょう。

・子どもが産まれてからの保活は大変だったので、妊娠中にできるだけ情報を集め、たくさんの保育施設を見学したほうがいい。
・役所には電話だけでなく、直接出向いたほうが良い情報をもらえる。
・認証・無認可でもよい施設はたくさんあるので、認可だけにしぼらず幅広い選択肢をもつのがおすすめ。

保育園のほかにも、保育園と幼稚園両方の機能を持つ「認定こども園」、少人数で保育を行う「小規模保育(地域型保育)」、「家庭的保育(保育ママ)」など、さまざまなタイプの保育施設があります。色々見たり聞いたりして、自分たちの生活や方針に合った、納得のいく施設と巡り合えるといいですね!

調査は「ほけんの時間」が2016年9月15日~26日、20代以上の既婚女性833人を対象にインターネットで。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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