「ビースリーはアパレルではない」
ビースリーの前身は、創業者の井元憲生社長が発案した保温インナーでした。
時は1995年の阪神大震災までさかのぼります。アパレル会社から独立後、起業したばかりの会社が被災し、途方に暮れていた井元社長。「もう終わった、と思った」と、当時を振り返ります。
ところが、陸の孤島となった地元でボランティア活動をする中で、「暖かい服が欲しい」、「暖かい毛布が欲しい」、「暖かい風呂に入りたい」という被災者の声から、「暖かい下着を作れないか」と思い付きます。それが翌年商品化され大ヒット。機能性のある商品には価値があるのだと実感したそうです。その資金を元に生まれたのが99年に発表されたビースリーだといいます。
「当社が売っているのは"機能性"。"デザイン"を売るアパレルとは違う。機能性が高いストレッチパンツを作ることで女性の美と健康を応援したい」
と井元社長は話します。
ビースリー公式ブランドサイトから、新商品や店舗などの情報が分かります。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。