旅行予約サイト「楽天トラベル」から、2016年5月30日、「人気のSL(蒸気機関車)ランキング」調査が発表されました。
人気のSL(蒸気機関車)ランキング TOP10は以下の通り。
1位 静岡県 SL急行(大井川鐵道・大井川本線)
2位 山口県 SLやまぐち号(JR西日本・山口線)
3位 新潟県~福島県 SLばんえつ物語(JR東日本・信越本線、磐越西線)
4位 熊本県 SL人吉(JR九州・鹿児島本線、肥薩線)
5位 北海道 SL冬の湿原号(JR北海道・釧網本線)
6位 埼玉県 SLパレオエクスプレス(秩父鉄道・秩父本線)
7位 群馬県 SLみなかみ(JR東日本・上越線)
8位 栃木県~茨城県 SLもおか(真岡鐵道・真岡線)
9位 福島県 SL会津只見号(JR東日本・只見線)
10位 滋賀県 SL北びわこ号(JR西日本・北陸本線)
1位の大井川鐵道・大井川本線の「SL急行」は、大井川沿いの田園風景など旅情緒あふれるSLです。「新幹線や在来線の特急列車、電気機関車やディーゼル機関車にはない、まるで生き物のような迫力と存在感!」との声が寄せられています。
2位のJR西日本・山口線の「SLやまぐち号」は、「貴婦人」の愛称で親しまれるC57形1号機が牽引するSL。5両編成のレトロな客室は、内装では客車の車両ごとに年代別に異なっており、それぞれの違いを体験する楽しみがあった」と人気です。
展望デッキがついた「展望車風」、ステンドグラスや凝ったインテリアなど本物志向の「欧風」、その他「昭和風」「明治風」「大正風」など各車両ごとに時代のデザインを反映したアレンジが施されています。
3位の新潟から福島県会津若松を結ぶ「SLばんえつ物語」は、木目調を多用した内装や車体の配色など、大正ロマンを彷彿とさせるレトロな雰囲気が特徴です。1969年の磐越西線での運転を最後に引退し、市民などの要望により1999年に復活しました。
「ばんえつ物語号は、現役時代~引退後の動態保存~復活~現在まで、ずっとずっと地域の皆さんに可愛がられ、愛され、大切にされてきたSLです」との声もあがっています。
詳細は公式サイトから。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。