三井住友カード編
三井住友カードはWEB明細の設定をすると年会費の優遇があります。WEB明細に登録すると、紙の明細が送られてこなくなりますが、一般カードで500円(税抜)、ゴールドカードの場合は1000円(税抜)が年会費から引かれます。
また、かなり高度なワザですが、「マイ・ペイすリボ」の設定を行うと、更に年会費が割引かれます。
以前、リボ払いは絶対NGと紹介しましたが、このマイ・ペイすリボはリボ払い。ただし、設定次第ではリボ金利がかかりません。どういうことか説明します。
まず、リボ払いの仕組みをおさらいすると「毎月一定額を返済する」という支払方法ですが、この一定額をあり得ないくらい高額に設定すれば1回払いと同じことになります。1回払と同じ事になれば、リボ金利は発生しませんよね。
1回払と同じなら、わざわざマイ・ペイすリボに登録する必要はないのですが、マイ・ペイすリボを設定すると、年会費優遇を受けられるのです。一般カードの場合は無料に、ゴールドカードなどは半額、一部提携カードでも割引となります。
例えば、Amazon MasterCard ゴールドは三井住友カード発行で、年会費は1万円(税抜)。ちょっと高いですが、マイ・ペイすリボの設定をすると半額となるため5000円(税抜)になります。さらに、ゴールドカードの場合はWEB明細登録の割引も併用できるため1000円(税抜)引きとなり、年会費は4000円(税抜)となります。
Amazon MasterCardゴールドには、Amazonでの配送が早くなったり、映画も無料で楽しめたり、音楽も聴き放題になる「Amazonプライム」が付帯します。Amazonプライムの年会費は3900円(税込)。マイ・ペイすリボとWEB明細登録で、Amazon MasterCard ゴールドの年会費は消費税が8%の場合4320円(税込)ですから、Amazonプライムの3900円(税込)が含まれていると考えると、実質年会費は420円のゴールドカードとも考えられます。
この、マイ・ペイすリボ登録での年会費優遇は、特にゴールドカードで威力を発揮しますが一般カードやANAカードなどの提携カードでも有効な方法です。
設定方法は三井住友カードのオンラインサービス「Vpass」にログインし、「ご利用可能額を確認する」をクリック。「内リボ払い」を控えます。
次に、「マイ・ペイすリボお支払い金額変更お申し込み」で先ほど控えた金額を「お支払コースのご変更」に入力します。
この方法は非常にお得な方法ですが一歩間違えると高額なリボ金利が発生しますので、理解した上で設定してください。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。