2016/3/ 8

整形諦めたのが「吉」と出た! 女性芸能人に学ぶコンプレックス克服法

体形、顔の形や目鼻のパーツ、背の高さや脚の長さ、胸やおしりの大きさや形、歯並びなどなど、女の人生は外見コンプレックスとの戦いです。キレイな人に憧れる一方で、鏡の中の自分の欠点を見つけ出してはため息......。

2016年1月の米「ヤフー・ヘルス」が13歳~64歳の米国に住む1993人を対象にした調査では、男性20%が自分の体を「好き」と思っているのに対し、女性では「好き」と答えたのはたったの11%でした。20代女性では実に95%が、自分の体にコンプレックスを抱いているということが明らかになりました。また、2016年2月3日~3月1日に女性596人を対象にしたGODMake.の調査でも、自分の顔にコンプレックスがあると答えた女性は95%に達しています。

あだ名は「横綱」 芸能人だって悩みます! 

コンプレックスに縛られているだけの人生は苦しいですよね。かと言って、「どうせ私なんて」と"諦める"のも女性として寂しい気がします。誰でもコンプレックスは持っているもの。一見、コンプレックスとは無縁の芸能人ですら、密かに自分の体に"後ろめたさ"を感じる自分自身と戦っているのです。

ハリウッドから日本の芸能界まで、生き馬の目を抜く世界で活躍する彼女たちの、コンプレックス克服法をタイプ別に見てみましょう。

■ありのままの私を見よ! 隠さず開き直る系

まずはハリウッドから、大物2人をご紹介。

一世を風靡した映画「タイタニック」のヒロインを演じたケイト・ウインスレットさん(40)は、ぽっちゃりした女性らしい体形が魅力。でも、本人はそれがコンプレックスのようで、「ハリウッド女優たちと並ぶと太っていて悲しくなる」と話していたこともあります。

そんなケイトさんは2015年、自分のすっぴん画像をSNSで公開。「自分がふっくらしているのも、足が大きいのも、髪型が決まらない日があるのも、よく分かっている。小さい頃からずっと、今でも時々、ボディ・イメージについて、ポジティブなことを言われたことはない。聞こえてくるのはネガティブなものばかり」と。そしてこう続けました。「私は、本当の私を受け入れたいし、ほかの人たちにも自身をありのままに受け入れて、ありのままの自分を愛してほしいと思います」

ケイトさんは雑誌などに載る自分の写真も画像加工・編集ソフトで「加工させない」運動をしていることでも有名です。

音楽界のアイコンでもあるマドンナさん(57)も周りの価値観に流されず、ありのままの自分をさらけ出した1人。

マドンナさんは小さいころから毛濃く、学校では「毛深いモンスター」と言われていたそうです。でも、そんな意地悪な言葉にも屈しないのが女王マドンナ。普通の女子たちとは真逆をいくことを徹したそうです。「メイクしないしヘアもぐしゃぐしゃ。ムダ毛のお手入れもしなかったから、ワキ毛だってそのまま」とさすが大物というしかない"開き直り"っぷり。そんな強さや個性は、世界中のあらゆる世代を魅了してきた彼女ならではの魅力です。

ところ変わって日本にも見事コンプレックスを乗り越えた女優たちがいます。

■知恵を絞って勝負! 短所を長所に変えた系

清楚な幸薄美人という言葉がぴったりの木村多江さん(44)は、のっぺりとした顔を「しゃもじみたいな顔」とマネージャーに言われたこともあるとか。パッチリした二重にしようと整形を考えていた時期もあったそうですが、金銭的な問題などで断念。その代わり、目の使い方やしぐさを色々研究して工夫したそうです。今ではそのどことなく寂しげで儚げな美貌が2人といない個性となり、ドラマでCMで大活躍しています。

■ある意味体育会系!? ひたすら努力でカバー系

ひたすら努力してコンプレックスに打ち勝った人たちも、芸能界にはたくさんいます。

"峰不二子"的ダイナマイトボディの代名詞・藤原紀香さん(44)は、実は太りやすくむくみやすい体質のようです。子どもの頃のあだ名は「横綱」で、大人になってからも丸顔で「アンパンマン」と呼ばれたことも。今の体型を維持するために食事や運動はもちろん、リンパマッサージや小顔体操など暇さえあれば絶え間ない努力を続けているようです。

テレビで見ない日はない、綾瀬はるかさん(30)も、激太りして「崖っぷち」とまで言われた時期があったそうです。「痩せなかったら田舎に帰る」と宣言した綾瀬さんは、厳しい食事制限や運動によるカロリー消費、水を1日3リットル飲むなどした体質改善に挑戦。1か月で7キロの減量に成功したのです。ただ細いだけではない、健康的な美しさは努力のたまものだったのですね。

最後に、秀逸すぎると話題を呼んだ、吉高由里子さん(27)のツイッターでの"お悩み相談"をご紹介しましょう。

奥二重の目を気にしているフォロワーに対しては、「まあ 私も小さめな目で(もう皆気付いてると思うけど) 画面で頑張ってんだから頑張れし!」と回答。垂れてきた胸と二重あごがコンプレックスだという主婦のフォロワーに対しては、「垂れるほど胸があって幸せ。二重あごになるほど美味しいもの食べれて幸せ。それを独り占めする旦那さんが幸せ。はい!オッケー!」と回答しています。

「コンプレックス コンプレックス コンプレックスを剥き出しにして晒したら開き直れる、と!いうわけさやってみて見えないように隠してたらさ もうすぐ梅雨がくるからさ どんどん陰湿になっちまうぞ だから!いけ!って! ばか!コンプレックスを剥き出しにして晒したら開き直れる、と!いうわけさ」

なんだか、「ま、いっか!」と気持ちが軽くなりますね! 

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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