2016/2/19

伊勢志摩サミットまであと100日! 日本橋で三重グルメを食べ歩く「伊勢参り」体験してきました

2016年5月26、27日は「伊勢志摩サミット」。三重県で開催される主要国首脳会議まで、あと100日ほどに迫っています。

これを記念して、かつてお伊勢参りのスタート地点だった日本橋で、2016年2月16日から22日まで「三重ウィーク in 日本橋」が開催されます。テーマは「食」。三重のうまいものが日本橋に大集合します。

宮城と三重の「カキフライ食べつくし」

日本橋エリアを会場に行われる「お伊勢参り食べ歩きツアーin日本橋」では、名前の通り日本橋エリアを伊勢までの道筋にたとえ、日本橋三越本店を中心に"食"参りが用意されています。

例えば「特別食堂日本橋」(日本橋三越本店7階)では東京會舘オープン当時からの歴史あるメニューを三重県産&コース化した「三重県産舌平目の洋酒蒸しボンファムコース」を"サミット価格"の"3310円"で提供。身だけでなく骨もソースのだしに使い、ボンファム=貴婦人という名前にふさわしいエレガントな味わいです。

個人的に「これは食べておいてほしい!」と思うのが、三越から川を越え日本橋駅方向に5分くらい歩いたところにある宮城の情報発信拠点「わたす日本橋」の「カキフライランチ」です。わたす日本橋は普段宮城の食を使ったメニューを出しているお店で、今回のランチでは宮城県産かきと三重県名産の「的矢かき」の両方が楽しめます。

実際に見てみるとまず大きさが全然違う! 大ぶりなのが宮城、控えめなのが的矢です。さらに味も驚くほど違うのがわかります。宮城県産のかきは塩気が強く、ふんわりとしたやわらかい身なのに対して、的矢かきはみっちり噛みごたえのある身でやさしい甘みが舌に伝わります。

このランチの特徴は、カキフライを「塩をつけていただく」こと。カキフライといえばタルタルソースなどが定番ですが、「かきのうまさを一番に味わってもらうならばこれ!」と選ばれた沖縄の荒塩をちょっぴりつけて食べると、うまみがさらにじんわり引き立てられます。

お店の人も「絶対安いですよ!」と"採算度外視"を宣言する価格は1080円。実は的矢かきだけで元が取れるレベルです。ランチのカキフライランチとディナーのカキのチーズフォンデュ、合わせて1日50食限定。食べておかないと絶対損ですよ。

甘いものが食べたい人は「Hajimari no cafe」(日本橋三越本店7階)にやってきた三重県の「深緑茶房」の「伊勢茶セット」をどうぞ。伊勢茶と羊羹のセットですが、お茶だけでなく羊羹も深緑茶房の手作りで、普通は三重でしか食べられないレアなものです。上品な甘みで口当たりもやわらかな羊羹と深みのある伊勢茶、交互にゆっくり口に運ぶと心穏やかな気分に満たされます。

ほかにも、コレド室町1でも「三重の食体感フェア」を実施中です。「カフェ エメ・ヴィーベル」では「松阪牛リブロースのグリル ソースポワブラード」が登場。ジューシーなのにしつこくなく、噛むまでもなく口の中でとろけていくような食感に夢心地です。

「中國名菜 孫」ではランチ・ディナーに「伊勢志摩サミット100日前記念イベント限定コース」が提供されます。三重県産の食材を使った「伊賀牛肉の炒飯」と「熊野地鶏の香草炒め」に特に注目。中でも熊野地鶏の香草炒めは、シンプルに味付けされたぷりぷりの地鶏と独特のクセを持つ香草が合わさった時、じんわりとうまみが染み入ります。

"食参り"をしたら、最後には"伊勢神宮"こと三重のアンテナショップ「三重テラス」を訪れましょう。食べ歩きに参加するとレジで「抽選券」がもらえるのですが、ここでくじを引くことができます。景品は「お伊勢巡り体験ツアー」や「松阪肉ローストビーフ」など豪華なものも! 引き忘れのないように。

それぞれのお店によってメニュー提供の数や日程は異なります。詳細は公式サイトでチェックしてくださいね。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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