伝線ストッキング、捨てる前にちょっと待って! 身の回りの大掃除お役立ちグッズ調べてみた
さあ、大掃除の季節です! でも、掃除グッズを一通りそろえるのって面倒くさいし、それだけで結構な出費になります。家にあるもの、しかも普段何気なく捨てちゃうもので代用できたらいいですよね。環境にもお財布にも優しくて、家中すっきりキレイにしてくれるアイディア、集めてみました。
網戸の掃除は雨の日に?いるのは新聞紙だけ
年末の大掃除にどんなお掃除グッズを使っているか聞いてみると、「雑巾」が81.5%でトップでした。次いで「掃除機」80.3%、「液体洗剤」71.1%と続きました。
使い捨てのお掃除シートなど便利グッズが出回っている中で、昔ながらの雑巾が1位という結果には意外な印象も受けます。大がかりな掃除には何度も洗って使える丈夫な雑巾が使いやすいのかもしれませんね。使い古したタオルやシーツ、古着など、ぼろ布を雑巾替わりに使っている人も多いようです。
そのほかにも「ストッキング」「新聞紙」「古い歯ブラシ」など、掃除が終わったら捨てられるものがお役立ちお掃除グッズとして重宝されているようです。身の回りにあるお掃除グッズとその使い方をご紹介します。
ストッキングって結構な割合で伝線しますよね...。でも捨てちゃうなんてもったいない。ストッキングの静電気がほこりを吸い取るので、床、天井、テレビ台、蛍光灯周り、エアコン、本棚、ブラインドなど、どんなところでも面白いようにきれいになります。しかも伸縮性があるので、どんな形にも変形。針金ハンガーにひっかければ冷蔵庫の下など、モップが入りづらい場所のほこり取りに最適です。
床の綿ぼこりやペットの毛が気になる人は、ストッキングをスリッパにかぶせて歩くだけでOKです。ストッキングを重ねて使用すれば、1番上のストッキングが汚れたら、くるりとはがして、ほこりを包み込んで捨てるようにします。
そのほか、蛇口やシンクの水垢やホースの黒カビなども、ストッキングを使えばぴかぴかに。
次は、購読しているとあっという間に溜まる新聞紙。インクの成分で汚れがよく落ちるので、洗剤がいらず環境にやさしく掃除ができます。
泥汚れや砂ぼこりがたまった玄関の床やタイルに新聞紙を敷き、霧吹きで水をかけ、足で踏みならして端から静かにはがすと、泥汚れや砂ぼこりが一気にとれます。
同じ方法で網戸もきれいになりますよ。網戸の外側に新聞紙をはりつけ、中から霧吹きで水を吹きかけて、乾いたら新聞紙を取りはずすだけです。雨の日だったら、網戸を外して新聞紙を乗せて、外においておけばOK。霧吹きの必要もないですね。
ツヤ出し効果もあるので、窓ふきにも最適です。新聞紙1枚をクシャクシャと丸めたものに少量の水をつけながら、クルクルと円を描くように拭き、垂直方向、水平方向の順に拭きあげれば跡が残らずピカピカになります。しかも、インクに含まれる成分には曇り止め効果もあるそうです。
3つめは、輪ゴム。ふすまの敷居や引き戸の溝に敷いて開け閉めすれば、掃除機では取れないホコリやゴミがすっきり取れます。手やラップの芯にたくさん巻きつけてカーペットをこすれば、ほこりや髪の毛がごっそりとれます。
そのほか、キッチンのコンロのつなぎ目、トイレと床の境目部分、洗濯機の接続部分やリモコンなど、細かい部分の汚れにはつまようじや麺棒が役立ちます。サッシなどの汚れは使い古した歯ブラシでかき出して、隅に溜まった汚れは濡らした古布を割りばしで押さえれば取れます。
穴が開いてしまった靴下も、手にはめて照明器具の笠やコードのほこり取りなどに役立ちますよ。
身の回りの不用品の整理にもなりそうですね。
調査は、インターワイヤードが2015年11月18日~11月26日、インターネットのアンケートで。4179人が回答。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。