何かとあわただしい年の瀬、ついつい後回しになってしまうのが大掃除です。"大掃除"という言葉を聞くだけでため息が出てしまう人もいると思いますが、最近では大掃除をしないと割り切っている人も多いようで......。
「年末は家族総出で大掃除」なんて風物詩は、過去のもの――!? 今回はずぼらさんがちょっと安心できる大掃除調査結果です。
年末は近場に温泉旅行 年始は挨拶回りや初詣
大掃除を始める時期について聞いてみると、最も多かったのは、「12月後半に入ったら始める」で23.7%。でした。次いで、「大みそかの数日前くらいに始める」が14.3%。この2つを合わせると38.0%となり、全体のおよそ4割に達しました。
それより後の「大みそかの前日に始める」人は2.8%、「大みそか当日にする」人も1.6%と少数派でしたが、ネットでは「大掃除の途中に新年を迎えてしまう」「年明けてからも大掃除の続きが残っている」という声もちらほら。年内に終われば優秀な方かも知れません。
一方で、「年末の大掃除はしない」と回答した人も全体で29.0%いました。「日頃から掃除しているので、年末の大掃除は不要」9.5%を合わせると4割近くも! これは無視できない数字です。
年代別にみるとその傾向は顕著です。20代の男性では69.1%、女性では59.3%が"年末の大掃除はしない"派。30代でも男性では51.5%、女性でも44%と、約半数が"しない"と答えています。
ネットでは、「年末年始も仕事があるし、掃除に長時間割いていられない」「年末は近場に温泉旅行。年始は挨拶回りや初詣。掃除する暇ない」という声が目立ちます。確かに、年内ギリギリまで仕事する人も多いですし、イベントも盛りだくさんなので大掃除している余裕なんかない!というのも分かります。
中には、「夏にやっています。すぐ乾くし寒くない」「動きやすい秋にやったので良しとした」というように、季節をずらしてしている人も。寒いし、乾燥で手荒れもひどくなりがちな冬の水を使った掃除はキツイことを考えると、"季節ずらし作戦"は理にかなってるのかも......。
一方で、「普段からやっているからそこまで一気にやらない」という声も多数ありました。気が付いた時にちょこちょこ片づけたり、曜日で掃除する場所を決めたりして、汚れが蓄積しない生活を心がけているようです。
ちなみに、大掃除には、厄払いや、新年に神様を迎える準備の意味があるようで、運気アップの効果もあると言われています。何より、新しい年をキレイな家で迎えるのは気持ちがいいものです。大がかりな掃除が面倒な人は、「普段+α」でもしてみては。
調査は、インターワイヤードが2015年11月18日~11月26日、インターネットのアンケートで。4179人が回答。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。