2015/8/24

「ランチに500円以上はムリ!」 働く男女の厳しめお財布事情2015

今年は景気回復傾向がみられ、多くの企業でベアも実現したといわれていますが、まだまだビジネスパーソンのお財布事情は厳しいようです。

全研本社の働き方と転職を考えるウェブマガジン「瓦版」の調査によると、7割が「ランチに500円以上かけない」実態が見えてきました。「0円」と答えた人も31%いました。

「生活費でいっぱいいっぱい」だから

調査は瓦版ユーザー271人(男性107人、女性164人)が対象。最も多かった「500円未満」は39%。ほぼ4割の人がワンコイン以内でランチを済ませていることになります。

31%で続く2位は「ゼロ円」! つまり、お弁当持参です。おおむね3人に1人は「お弁当」ということになります。

「500円未満」「ゼロ円(お弁当派)」を足すと、全体の70%が「ランチに500円以上かけない」という結果に。実はこの調査、回答者の約半数が20代でした。若い世代はより財布のひもを堅く締めて生活しているようです。

「500~1000円」という人は約4分の1にあたる26%、「1000円以上」と答えた人はわずか4%でした。

では、ランチを節約した分、そのお金は何に使われているのか――。「主なお金の使い道」で最も多かった答えは、「趣味」の35%。大好きな趣味だけは絶対に譲れないからこそ、ランチが少々貧弱になっても、なんとか我慢できるということかもしれません。

しかし、続く2位は「生活費でいっぱいいっぱい」。しかも、回答者の73%は未婚者ということを考えると、純粋に"薄給"に悩んでいる人も多そうです。

ちなみに、新生銀行が調査した「2015年サラリーマンのお小遣い調査」によると、男性会社員の1日の昼食代はワンコインを少しオーバーした601円。前年比60円のアップ、3年連続の上昇ですが、「消費税や物価の上昇の影響とみられる」とのこと。切なすぎます...。

皆さんのランチ事情はいかがですか? もっと景気が上向いて、心置きなくランチを奮発できるようになればいいですね。

調査期間 2015年6月16日~7月27日
有効回答者数 271人
回答者の属性 10代11%、20代46%、30代25%、40代14%、その他4%
男女内訳 男性39.5%、女性60.5%

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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