指輪ナシも当たり前 理想と現実の差ありすぎ!のいまどきプロポーズ
デート中、男性がさり気なく取り出した箱をパカッと開けて「結婚しよう」。箱の中には、きらめく指輪が...。ドラマなどでよく見かけるロマンチックなシチュエーション、いわゆる「箱パカ」プロポーズです。
女性にとって憧れとされるプロポーズ法ですが、実際のプロポーズはどうなのでしょう? 全国700以上の結婚式場を取り扱う検索・見学予約サイト「すぐ婚navi」とラルーンリサーチが2015年4月、既婚者927人を対象に行った調査によると、憧れと実態には想像以上のギャップがあることが分かりました。
指輪?そんなもの渡されてませんけど...
「プロポーズのときに指輪を渡されましたか?」という質問で、「プロポーズと同時に指輪を渡された」と答えたのはわずか16%。トップは「指輪はもらったが、プロポーズと同時ではない」の33%でした。次に多かったのが「指輪はもらっていないが、プロポーズはされた」の28%。なんと「指輪をもらっていないしプロポーズもされていない」というないないづくしの人も12%いました。
今回アンケートに答えた既婚女性のうち、「指輪を渡されていない」人が4割に上るというシビアな現実が見えてきました。「婚約指輪は給料の3か月分」と言われたのも今は昔。一般的に理想的とされるプロポーズは、さほど実践されていないようです。
しかしながら、71%に当たる約650人の女性は、「同じタイミングで渡されたかった(渡されたい)」と答えています。
昔から憧れだったと答えた女性の中には、「指輪の箱をパカッと開けるシチュエーションに憧れていた」「一生に一度の事なので、少しクサイくらいのことをしてほしい」という意見も。また、「前からプロポーズをしようと考えて用意してくれたんだ!って思うと愛おしく感じるから」「プロポーズを流れではなく、計画してくれたと実感するから」などの声も寄せられています。
それでは、プロポーズに夢を膨らませている未婚女性の本音はどうなのでしょう? 「プロポーズのときにサプライズで指輪を渡してほしいですか?」の質問に対し、「サプライズで渡してほしい」と答えた未婚女性は62%。やはり、人生のハイライトともいえるプロポーズに、サプライズは切っても切り離せないもののようです。
「箱パカ」をはじめ、サプライズを求める女子が多数を占める一方で、「指輪は欲しいが"サプライズ"じゃないくてもいい」という人も33%います。
寄せられた中には、「自分の好み・好きなブランドの指輪が欲しいのでサプライズじゃなくていい」「サイズが合ったものが欲しいからサプライズじゃなくていい」という超シビアな発言も。一生物のエンゲージリングだからこその、女性陣のこだわりと言えましょうか。
「箱パカ」プロポーズだったとしても、そうでなかったとしても、指輪があってもなくても。皆さんにとって、すてきなプロポーズをしてもらえるといいですね。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。