小規模ビール醸造所で作られる「クラフトビール」。最近は都内を中心に専門店が増えているほか、コンビニエンスストアやスーパーの棚でも見かけるようになってきました。大手メーカーが参入するなど、まだまだアツい「国内の人気クラフトビールランキング」をヤフーがまとめました。
2強、ぶっちぎりの人気
ヤフーが運営する「Yahoo!ショッピング」で、2014年10月から2015年2月まで販売された国内「クラフトビール」メーカー別取扱高をもとに、ベスト10を決定しました。
みごとトップに輝いたのは、「銀河高原ビール」(岩手・和賀)。コンビニなどでも取り扱いがあるなど、認知度の高さ、流通網の強みを生かした形です。コンビニの棚で、トレードマークのトナカイを見かけたことがある人も多いかもしれませんね。
豪雪地帯ならではの清冽な天然水の豊富さ、ビールの本場であるドイツ・バイエルン地方に気候が似ていることなどを背景に1996年設立。小麦麦芽を50%以上使用し、独特のビール酵母「ヴァイツェン酵母」で醸造した南ドイツ伝統のヴァイツェン(小麦)ビールにこだわっています。酵母由来のフルーティーな香りが特徴で、独特の「甘み、コク」が女性層に「飲みやすい」と評判です。
続く2位は「ヤッホーブルーイング」(長野・佐久)。「よなよなエール」や「インドの青鬼」「水曜日のネコ」など一度聞いたら忘れられない独特のネーミング、味のバリエーションが支持されたようです。
海外留学していた創業者がパブで注文したビール「エール」にほれ込んだのが、誕生のきっかけ。日本で一般的なビール「ラガービール」が下面発酵の「ラガー酵母」を使うのに対し、エールビールは上面発酵の「エール酵母」を使用。フルーティーで豊かな香りと深い味わいがエールの特徴で、ワインのように香りと味わいを楽しめます。
「銀河高原ビール」「ヤッホーブルーイング」の2社が3位以降を大きく引き離す結果となりましたが、3位以下のメーカーも趣向を凝らした魅力的なビールを展開しています。ヤフーでは、特集サイト「ようこそクラフトビールの世界へ」を公開中。この機会に、お気に入りのクラフトビールを探してみては? 国内の人気クラフトビールランキングは以下の通りです。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。