端数部分もムダにしない「SBIレギュラーカード」とは
最後に、非常に特殊な例ですが、「SBIレギュラーカード」を紹介します。年会費が無料、月額利用料金合計に対して1000円につき10ポイント獲得できるクレジットカードです。
1000円毎に対してのポイント付与ですので、端数部分が大きくなりますね。例えば1ヶ月で1万999円(税込)の支払いがあった場合、獲得できるポイントは100ポイント(=100円分)。999円分にはポイントが付かず、無駄になります。
それであれば、100円毎に1ポイント付与されるカードを利用したほうがおトクです。900円は無駄にならず、端数を99円分と少なくすることができます。
しかし、SBIレギュラーカードの場合は、この端数部分を翌月以降に持ち越せます。例えば次の月に1万1円の支払いがあった場合は、1万1円+999円=1万1000円に対してのポイント付与となるため、110ポイント(=110円分)獲得可能です。
端数部分でのポイントロスは意外と馬鹿になりません。一度保有カードを確認してみましょう。
菊地崇仁
ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。