クレジットカードで支払うとポイントが貯まることはみなさん知っていますよね。しかし、そのクレジットカードのポイントの貯まり方を完璧に理解している人は少ないでしょう。今回は意外と複雑なクレジットカードのポイント付与について書いてみたいと思います。
楽天カードとYahoo! JAPAN JCBカードで貯まり方は違う
まず、皆さんご存知の「楽天カード」。年会費無料で、どこで使っても1%の楽天スーパーポイントが貯まり、楽天市場ではポイント2倍と、CMでもよく見かけるクレジットカードです。
次に、「Yahoo! JAPAN JCBカード」。こちらも、どこで使っても1%分のTポイントが貯まり、年会費は今年から完全無料となりました。
どちらも1%分のポイントが貯まり、1ポイントは1円として利用できます。違いは貯まるポイントがTポイントか楽天スーパーポイントか、と言う違い程度、と思っている方、残念。大間違いです。
楽天カードの場合、月間の利用金額合計に対して100円につき1ポイント(=1円)貯まります。一方、Yahoo! JAPAN JCBカードの場合は、ショッピング利用毎に対して、100円につき1ポイント(=1円)の付与です。
文章で書いても難しいですので具体的な例を挙げて説明します。
例えば、11月1日に520円(税込)の買い物をし、11月2日に380円(税込)の買い物をした場合、楽天カードの場合は、520+380=900円に対してのポイント付与ですので、9ポイント(=9円分)の獲得です。
一方、Yahoo! JAPAN JCBカードの場合は、利用金額1件1件に対してポイントが付与されるため、5ポイント+3ポイント=8ポイント(=8円分)の獲得です。
月額利用金額合計に対してポイント付与なのか、利用金額1件1件に対してのポイント付与なのかで獲得ポイントに違いが出てくることが分かりました。
月額利用金額に対してポイントが付与されるクレジットカードの方が、端数部分が少なくなるため、多くのポイントを獲得できます。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。