老舗百貨店の「松屋銀座」(東京都中央区)は、地下1階・地下2階食品売場の大規模改装を行い、2014年4月25日リニューアルオープンしました。1990年に実施して以来24年ぶりの大リニューアルです。
ブルガリ イル・チョコラート、リベルターブル、ショコラティエ パレ・ド・オール...
「Food for Happiness(食を通じて人を幸せにする)」をコンセプトに、階全108ブランドの約7割に当たる72ブランドを改装。うち、ニューオープンは18ブランド、リニューアルは54店舗です。
今回のリニューアルで特に注目したいのが、洋菓子売り場。評価と知名度の高いブランドから新旧の東京テイストまで、銀座にふさわしいバランスのショップがそろいました。
「ブルガリ イル・チョコラート」や表参道の一つ星レストラン「ランベリー」のスイーツ部門が独立した「リベルターブル」、三枝俊介氏がオーナーシェフを務めるショコラ専門店「ショコラティエ パレ・ド・オール」などは百貨店初登場のブランド。圧倒的な知名度や華やかさ、今一目置かれる"東京スイーツ"が所せましと並びます。
もうひとつ覚えておきたいのが、銀座地区最大級のワイン&日本酒売場ができたということ。「グルマルシェ ヴァン」は、ワイン約900種(うち、300種のシャンパン、スパークリングワイン)を揃える新ワインセラーを設置。デイリーワインからヴィンテージワインまで多様なニーズに応えられる品ぞろえです。
「グルマルシェSAKE」には、日本酒全450銘柄がそろい、4合瓶245本、一升瓶92本を壁一面にディスプレイするという迫力の売り場。有料試飲の「KIKIZAKE BAR」では、燗酒など日本酒の魅力を体感できるだけでなく、お酒に合う食べ合わせの提案や酒器の展示・販売もあるのでお土産探し、特に海外向けにはぴったりです。
そのほか、「銀座みやげ」の目利き売場でもある「銘家逸品」や、「神宗」が展開するだし専門店「だし工房 宗達」など、絶対に外さない話題性抜群のブランドが多数そろっています。迷った、困った、という人はまずはのぞいてみることをオススメします。
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