寒さが本格化して、帰り道にコンビニのおでんが気になる季節。4000人以上を対象としたアンケート調査が行われ、地域別の好きなおでんの具ランキングが決まりました。
1、2位は地域差なし あの具が上位独占
おでんと一口に言っても、だしや味付けなど様々な違いがあります。からし以外にもショウガ醤油や八丁味噌をつけるなど、各地によって異なるおでん文化が見られます。
しかし、アンケートの結果では各地とも「大根」と「たまご」がそれぞれ1、2位を独占。複数回答ながら大根はすべての地域で70%以上の圧倒的な支持を集めました。
3位も関東で「ちくわ」が選ばれた以外はすべて「こんにゃく」と上位勢に地域の差はありませんでした。
なお、関東の5位は「ちくわぶ」が入り、29.1%と高い人気を示しましたが、そのほかの地域では10位にも入らなかったこと、西に行くにつれて「牛すじ串」の人気が高まるなど一部の地域差が見られました。
こうした事情の背景として、おでんを食べる時の具の種類の少なさが考えられます。どの地域でも5~6種類の具しか用意しないという人が4~50%を占めており、なじみのあるものばかり食べて、ベーシックな具に人気が集中したのかもしれません。
9種類以上食べる人が20%近い九州・沖縄では「糸こん」や「さといも」など、ほかの地域ではあまり人気のない具も支持を集めています。
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。