2013/11/29

【第5回】見た目を受け入れるということは 人気脚本家・大石静から見た「女性の美」

大石静
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脚本家の大石静さん

アンチエイジング医師団メンバーも多数参加する日本美容外科学会が2013年10月17日から18日にかけて開かれました。注目なのは「患者側の目をより意識した」内容だったこと。シンポジウムや公開講座に、「女性の心をつかむプロ」の意外な人も。医学の領域に留まらない幅広い分野から豪華メンバーが集まりました。

これから2回にわたり、1日目におこなわれた「美容外科の社会的位置 これまでとこれから」と題するシンポジウムと19日の市民公開講座の様子をお届けします。

「親にもらった顔に傷をつけるなんて」

1日目のシンポジウムには、脚本家の大石静さんが登場。大石さんは2012年春に、美容整形手術というテーマのポジティブな側面にも光を当てて大きな話題を呼んだドラマ「クレオパトラな女たち」(日テレ系)を手がけています。その経験を中心に、「揺れる患者の心」について講演しました。

美容外科医の間に「(気になるところを)治したほうが元気に暮らせる」という発想がある一方で、保守的な日本人にとっては、やはりドラマでも言われていたように「親にもらった顔に傷をつけるなんて」という後ろめたい気持ちがあるのもぬぐいきれない事実といいます。

実際、大石さん自身もドラマを書き上げた後、眼瞼下垂の治療の手術を受けて目元の見た目が少し変わった際に、周囲の反応がどうしても気になってしまい、「私も意外と心が弱かったんだな」と思ったとか。

美容外科手術を受ける患者さんに近い立場から、「いつか、手術したことを忘れてしまって、この見た目が私なんだと自然に受け入れられる時が来るといいと思います」と率直な気持ちを語りました。

その後のセッションも、実際に患者さんの目を意識したものが多く、盛況でした。美容や美容外科に携わる医師や医療関係者の間で、一般の女性の気持ちに沿おうという気持ちが高まっているのですね。


アンチエイジング医師団 アンチエイジング医師団

「アンチエイジングに関する正確で、最新かつ有効な情報」を紹介・発信するためにアンチエイジング医学/医療の第一線に携わるドクターたちが結成。 放 送・出版などの媒体や講演会・イベント等を通じて、世の中に安全で正しいアンチエイジング情報を伝え、真の健康長寿に向き合っていく。 HPはhttp://www.doctors-anti-ageing.com

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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