米Google(グーグル)は現地時間2012年7月4日、公式ブログ上で、一部製品およびサービスの終了を発表した。一般のユーザーに身近なものでは、「iGoogle」のサービスを2013年11月1日に停止する。
クロムやアンドロイドの登場で役割を終えた
「iGoogle」2013年11月1日に停止
iGoogleは、メールやスケジュールといったさまざまな最新情報を1ページに集約できるサービスだ。2005年の登場時には、まだアプリやサイトが利用者個人に最適化された最新情報を集めるという発想が無く、ホームページに設定する人も多かったが、クロムやアンドロイドの登場により、いまやその役割を終えたという。移行期間として16か月の猶予がある。
このほか、企業向けのイントラネット検索ソリューション「Google mini」(グーグルミニ)、Google Talkをサイトに埋め込むウィジェット「Google Talk Chatback」(グーグルトークチャットバック)、YouTube(ユーチューブ)へ移行した「Google Video」(グーグルビデオ)、「Symbian Search App」(シンビアンサーチアプリ)の提供も停止する。
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