2012年5月22日、東京スカイツリーの足元に誕生する新商業施設「東京ソラマチ」。「新・下町流」をコンセプトに、この地ならではの新しい下町の魅力を世界に発信していきます。

312の店舗が集まる巨大施設ですが、今回はその中からイーストヤード4階に広がる「スーベニアゾーン」を特集します。日本の古き良き老舗店や、クールジャパンの魅力を発信する人気店など、日本の"イマ"にこだわる専門店が並ぶエリア。店構えは、江戸の町にみられた商家「大店（おおだな）」をテーマに統一され、江戸の町を散歩しているような気分になります。

この日はキティちゃんがお出迎え。右は「焼きするめ」(1200円)

まず紹介するのは、ハローキティ流ジャパニーズ･スタイルをテーマにしたサンリオの直営店「Hello Kitty Japan」。2010年に初登場した新コンセプトショップで、4店舗目となるこちらには、ハローキティを中心とした人気キャラクターのアイテムをはじめ、「Hello Kitty Japan」の限定品、ソラマチ店の限定品などが並びます。中でも、東京スカイツリーがパッケージにプリントされた88cmもの巨大な「焼きするめ」(1200円)はお土産としてはインパクト抜群です。

ベアブリックのソラマチ限定アイテム

大人向けホビーブロックとして人気の「ナノブロック」初のオフィシャルショップも登場します。オープン初日からは「ナノブロック ホワイトタイガー」（997円）が限定3000個で販売されるので要チェック。同じく大人に人気の「ベアブリック」などを扱う「メディコム・トイ」のフラッグシップストアもオープンします。下町の風情を取り入れた和デザインのベアブリック（ソラマチ限定）はコレクターにはたまらない商品です。

日本発祥の文化「食品サンプル」300種がずらり

「さんぷるん」スパゲッティミートソースは中級（2000円）

老舗店の出店も目立ち、1663年創業の香と和文具専門店「鳩居堂」をはじめ、慶応元年創業の豆菓子店「豆源」や、キャンドルの「カメヤマ」など、日本の古き良きお店がラインアップされています。中には、創業80年の老舗・岩崎が手がける「元祖食品サンプル屋」も。

浅草・合羽橋の1号店につづき、オープンした「元祖食品サンプル屋 ソラマチ店」では、職人がひとつひとつ手作りしたキーホルダーやマグネットなど身近な商品から、しっかりとしたケースに入った芸術的な作品まで、300種もの商品が販売されます。自宅で手軽にできる手作りキットもあり、店内では実演も行われます。

突如現れる巨大なウルトラマン（ウルトラマンワールドM78）

そのほかのお店も、なつかしい駄菓子が並ぶ「だがし 夢や」や、日本や世界各国の塩を620種以上扱う「塩屋」、日本唯一のかんざしセレクトショップ「かんざし屋 wargo」、ウルトラマンのオフィシャルショップ「ウルトラマンワールドM７８」など、ユニークなお店ばかり。日本や東京をよく知る人でも、新たな魅力を発見できます。

＊ 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。