サッポロビールとバカルディ ジャパンは、2012年4月25日に発売する新商品「バカルディ モヒート」と「バカルディ キューバ リブレ」の発表会を3月1日、都内で開いた。
クールなRTDの登場で「新たな幕開け」
新商品を手にしたサッポロビール・寺坂史明代表取締役社長(左)と、バカルディ ジャパン・皆川昌三代表取締役社長(右)
「タテ文字がヨコ文字に変わるくらいのサプライズ。クールなRTDの登場で、新たな幕開けだと感じている」
壇上で、サッポロビールの寺坂史明代表取締役社長はそう力強く語った。「RTD」とは「Ready to Drink」の略で、栓をあけてそのまま飲める低アルコール飲料の総称だ。この数年、「RTD」市場は拡大を続けているだけに、2012年に前年比で「RTD」売り上げ3倍を目指すサッポロビールでも、今回の2商品に対する力の入れようは半端じゃない。
「バカルディ モヒート」(350mL缶、参考小売価格189円)は、世界で初めて、「バカルディ」ラムとソーダ、ミント、ライムでつくったカクテルを缶商品化したもので、さわやかな香りが特長だ。一方、「バカルディ キューバ リブレ」(350mL缶、同189円)は、「バカルディ」ラムとコーラに、ライムフレーバーを加えた、キレ味のよさが売りで、すでに世界28か国の人々に愛飲されているという。いずれも本格派のカクテルで、「家飲み」で気軽に飲みたいときにもいい。
タッグを組むバカルディ ジャパンにとっても、世界販売量でトップのラムブランド「バカルディ」を展開する親会社「バカルディ」が今年、創業150周年を迎えることもあり、サッポロビールと売り出す今回の新商品は、今後のアジアでのRTD戦略において重要な意味を持つ取り組みとなる。(記事中の価格は消費税抜き)
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。