2025/4/ 9

【イースター限定】幸せを運ぶ鳩がモチーフ。イタリアの伝統菓子「コロンバ」ってどんな味?《編集部レビュー》

春らしい暖かな天気が続き、今年も「イースター」の季節がやってきます。

イタリアではクリスマスに並ぶ一大イベント。この時期になると、ケーキ屋などに「コロンバ」という伝統菓子が並ぶのだとか。

そんなお祝いに欠かせない伝統的なお菓子が、「ドンク」などのベーカリーで2025年4月9日から期間限定で登場。日本でも気軽に味わえます。

一体どんな味わいなのでしょうか?

こんな爽やかな伝統菓子、あったんだ...

「コロンバ」のモチーフになっているのは、平和を象徴する「白い鳩」。リボン付きのラッピングも相まって、思わずハッピーな気持ちになります。

サイズは2種類で、大が2700円、小が756円です。大は、両手からはみ出るほど大きく、ずっしりとしたボリュームが。

袋から取り出すと、爽やかなオレンジとコクのある卵の香りが......!

型を付けたまま2等分した後、食べやすい大きさにカットしていきます。

バターと卵を贅沢に使い、オレンジピールを入れて焼き上げた生地は、これでもかというほど大量の砂糖をまとっています。

フレッシュなオレンジの風味が口いっぱいに広がり、鼻から抜ける香りまで爽やか。なんて上品で華やかなのでしょう......! 生地は卵とバターの素材を活かした素朴な味わいで、オレンジの存在感を際立てます。

砂糖とともに食べれば、サクッ、シャリッと噛むたびに幸せな食感。デニッシュに近い空気の入り方をしている、フワッと軽やかな生地とのコントラストも◎。カステラの底のザラメを重要視している人は、特に刺さるはずです......!

不思議なのが、たっぷりと砂糖がついているのに、胃もたれするようなクドさがないこと。砂糖にも爽やかな風味をほんのりと感じます。

ずっしりとした見た目とのギャップに、一口目から驚きがあった「コロンバ」。素材の持つ良さをそれぞれが引き立て合う、爽やかで優しい甘さのお菓子でした。

販売期間は4月22日まで。

ドンク、ドンクエディテ、ジョアン、マリー・カトリーヌの全国163店舗で購入できます。

「コロンバ」を食べてイタリアの風を感じながら、いつもと違うイースターを過ごしてみては?

東京バーゲンマニア編集部
Written by: 梅谷りな

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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