2017/2/27

アカデミー賞で前代未聞のハプニング「ラ・ラ・ランド」 観た人の感想は...?

「第89回アカデミー賞受賞式」が2017年2月27日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスで行われました。

今回の1番の注目株で14部門中13部門(史上最多タイ)にノミネートされていた「ラ・ラ・ランド」。監督賞や作曲賞など、今回最多の6部門を受賞しましたが、授賞式では前代未聞のハプニングがありました。

アカデミー賞史上最多ノミネート(画像は「Ost: La La Land - Original Soundtrack CD」。Amazonより)

スピーチ中に「ちょっと待って、間違えた」

そのハプニングは作品賞が発表された時に起こりました。

司会者が作品賞受賞作としてアナウンスしたのは......「ラ・ラ・ランド」! 監督や出演者がステージに上がり、喜びのスピーチをしていると、

「ごめんなさい。ミスがありました。『ムーンライト』が作品賞です」

と男性がアナウンス。突然のハプニングに会場は呆気にとられますが、男性は「ジョークじゃない。『ムーンライト』が作品賞です」と改めて訂正。これを受けて「ムーンライト」の監督や出演者が登壇し、トロフィーを受け取り、作品賞を受賞しました。

報道などによると、司会者が受け取った紙が「作品賞」のものではなく「主演女優賞」のものだったため、このような事態になってしまったそう。まさに前代未聞のハプニングです。

惜しくも作品賞受賞を逃した「ラ・ラ・ランド」ですが、監督賞、主演女優賞、美術賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞の全6部門を受賞。これは今回のアカデミー賞では最多受賞です。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

[続き]実は切ない...? 「サントラ聴くだけで鬱」との感想も
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