2015/3/14

ひとり飯、15分以内は当たり前 働く男女の平日ランチ事情

ランチタイムといえば、仕事から離れてほっと一息つける憩いの時間。皆さんはどんな風に過ごしていますか? 10代から50代以上の男女1万2037人を対象に行った「平日の昼食に関するアンケート調査」によると、多くの人がせわしく切ないランチタイムを過ごす現状が垣間見えてきました。

ランチ予算100円~300円

平日の昼食で最も多かったのは、「自宅で、自分で作って食べる(弁当以外)」で29.2%。2位は自分で作った弁当(11.8%)、3位が家族などに作ってもらった弁当(10.8%)の順となっています。

では、ランチタイムは誰と過ごしているのでしょう? なんと「自分ひとり」と答えた人が全体の52.4%で、半数以上を占める結果に。2位は「職場の同僚」で20.7%、3位が「家族」の18.2%と続きました。「自分ひとり」の回答者が5割超となったのは、10代、30代、40代の男性と30代以上の女性。10代男性を除けば、働き盛り世代の男女が一人そそくさとランチを済ませる様子が浮かび上がってきます。

昼食にかける時間では、「15分未満」がほぼ半数の49.6%。このうち、14,3%を「10分未満」と答えた早食いの猛者が占め、健康状態もかなり気になるところです。ひとりで食べる人は昼食にかける時間も短くなる傾向があるらしく、「15分未満」の割合が6割に跳ね上がっています。

景気回復の兆しが見え始めたといわれていますが、昼食予算への波及効果も出てきているのでしょうか。残念ながら、平均「100円~300円未満」「300円~500円未満」と答えた人が3~4割ずつを占め、厳しい懐事情が伺えます。

昼食メニューの重視点でも、上位2位に挙がったのは「安く済ませられる」(43.1%)と「時間をかけずに食べられる」(41.0%)でした。厳しい経済事情の中、時間に追われる現代人を象徴するかのような結果となっています。

忙しい日々を過ごす人も、たまにはほっこりランチで気分をリセットできればいいですね。

調査は2015年2月1日から6日にかけて、ネットリサーチのマイボイスコムが実施。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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