2011/3/31

都内に「ジテツウ」女子増える?

スポーツとして、エコな通勤手段として、自転車に乗る女性が増えています。しかも、いわゆる「ママチャリ」ではなく、ちょっと本格的なスポーツサイクルに注目が集まっています。

彼と自転車デートも...
彼と自転車デートも...

そんな中、小田急百貨店新宿店では、2011年4月1日に初心者向けの自転車専門店「Y's Road(ワイズロード)ビギナー館」がオープンします。パーツを組み立てて作る本格的なタイプではなく、できあがった自転車本体とウエア、小物などをコーディネートしながら買えるショップ。クロスバイクやロードバイクに加え、車輪の小さな「ミニベロ」も販売、都会で走ることを考えて選ばれた自転車約70台が並びます。

目的や予算に応じて自転車を紹介してくれる、「バイクコンシェルジュ」の常駐や「コンサルティングコーナー」が設置されています。駅に直結した百貨店内にあるので、女性でも入りやすいのがポイント。会社帰りに買って、そのまま帰宅することも可能です。

ただ、自転車通勤で気になるのが、駐輪場と汗です。

港区・青山にある「ファンライドステーション(ファンステ)」は、自転車通勤者のために更衣室、シャワー、駐輪場を備えたスポット。4月から1か月間、「通勤・帰宅ランサポート」として、7時から22時まで、17時から翌朝10時までの2パターンで、自転車だけでなく荷物も預かるサービスを実施します。お店の人によると、状況次第で、5月以降も継続する可能性もあるとか。ランナーの利用がメインですが、系列の「ランステ麹町店」(千代田区)も、同様のサービスを実施します。

都内では、震災直後の交通マヒや、計画停電で電車の本数が減るといった交通事情の悪さに耐えかねて、自転車通勤を検討しているという声も聞きます。これをきっかけに、健康的でエコなライフスタイルを送る人が増えるかもしれません。

* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。

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