野球って試合だけじゃなかった...。観戦ド素人でも夢中になれる"楽しみ方の宝庫"だった。《編集部レポ》

ド素人でも野球観戦は楽しめるのか。
食卓を囲みながら見ていたテレビ中継や、学生時代にグラウンドの端から部活動を眺める程度だった野球初心者の記者。もちろん詳しいルールも知らず、「いつか野球を見てみたい...」という思いを抱きつつも、敷居の高さを感じてなかなか行く機会がありませんでした。
ただ、昨今は"野球を見る"ことはもちろん、グルメや選手の推し活など野球以外の楽しみ方もあるのだそう。これならなんだかチャレンジしやすいかも......。
数あるチームの中でも、「埼玉西武ライオンズ」は、「ベルーナのグルメははずれがなくてどれも美味しい」「球場飯がメチャ豊富です」「ライオンズグルメ食べたいもの多すぎて困る」とグルメの充実度がSNSでも話題に。
ということで、今回は「埼玉西武ライオンズ」の本拠地、ベルーナドームで実際に試合を観戦してみました。
ド素人でも沼る要素が満載...

電車で向かった記者ですが、まず最寄りの西武球場前駅に着いてびっくり。
駅から出るとすぐ目の前にベルーナドームが現れます。球場との近さにテンションが自然と上がります。

ドーム内は想像以上に選手と距離が近い! ミーハー初心者にとってはこの近さがなんともうれしい......。

野球のルールも知らない記者ですが、そんなときは無料で配布される「獅子活ガイドブック」が大役立ち。
野球の基本的なルールが載っているので野球観戦初心者でも安心できます。また、年代別の選手図鑑もあるので、ぱらぱらと眺めているだけで親近感も湧いてきます。
ふと読み進めて気付いたのが、ライオンズの魅力いっぱいの選手たち。
......イ、イ、イケメンが多くないですか?

売店には「推し活」グッズがズラリ。想像以上の男前ぶりに、ついつい"推し"ができてしまいそう。

打席を通じてひとりひとりにフォーカスが当たる競技だからこそ、お気に入りの選手をもっと応援したくなります。
試合前は「フーン」と思う程度だった記者も、だんだん活躍する選手がキラキラして見える......。
イケメンを見ながら、試合も楽しむ、そんなミーハーな観戦も許されるのが嬉しい......。

そしてライオンズと言えば、グルメも見逃せません。白熱する試合を見ていると応援で喉がカラカラに。

そんな時にぐびっと飲みたくなるドリンクやひんやりグルメも充実。お腹もしっかり満たせる、がっつりグルメから観戦中のお供になる軽食なども数多くのショップがズラリ。

種類、味はもちろんのこと、選手がプロデュースしたグルメやその日の対戦相手によって味などが変わるメニューも。

たとえば「ライオンズ焼き」は、取材時は北海道日本ハムファイターズとの対戦日だったので、きなこあん仕様に。
「え、ここ球場?」と思うような立派な売店も。

混雑店はあるものの、想像よりも並ばずスムーズにグルメたちを購入することもできました。試合中でも気軽に買いに行けるのも嬉しいポイント。正直一度では回り切れないほどの店舗数です。


自分が気に入ったご飯を食べながらゆっくりと観戦する、なんだか至福の時......。お酒好きな人は、思う存分飲んで盛り上がれるのもたまりませんよね。
ベルーナドームといえば、「暑さ」にフォーカスが当たることも多いのも事実。
そのため、ドーム内は、さまざまな熱中症対策の工夫がされていました。
たとえば、氷のう。氷のうを持参すれば、無料で氷をいれてもらえるうれしいサービス『氷のう専用氷チャージスポット』や、大規模なミスト設備も導入されたほか、首かけできる『冷タオル』も配布されています。
今の時期は暑さも観戦時に気になりはしますが、対策をしっかりとしてくれている点も安心です。
そのほかにも子どもとも楽しめる、遊具や芝生も。屋外の遊具はもはや遊園地レベル。

室内にも遊具があるので炎天下の日も安心。家族で観戦するときには強い味方です。

ちょっとした遊園地並みの施設で、子どもと初めて野球観戦したい!という人にもぴったり。
子どもから大人まで満足できるので家族連れで何度でも訪れたくなります。

観戦のクライマックスには、ジェット風船がドームを包み込む姿は圧巻......。一体感が生まれて高揚感もマックスに。

そして試合後にはグラウンドに入ることができます。これには記者も大興奮。実際に直前まで試合が行われていた芝を踏みしめて気分は選手の一員に。

とにかく楽しみの幅の多さにびっくり。野球初心者の記者も、純粋に野球を楽しんでいる......。なんとなく敷居が高いと思い込んでいましたが、難しく考えずに思いっきり楽しむことができました。
野球を見に来たつもりがお腹も心も満たされる、エンタメ要素あふれた空間に浸ることができました。
むしろ野球を全く知らない、ミーハーな人こそハマるかも......。
まだ野球観戦をしたことがないという人も一度肩肘張らずに訪れてみては。
東京バーゲンマニア編集部
* 記事内容は公開当時の情報に基づくものです。