2024年7月20日から9月16日まで、高松市美術館2階展示室(高松市紺屋町10番地4)にて「谷川俊太郎 絵本★百貨展」が開催されています。
クリエイターとともにつくりだした映像やインスタレーションを展示
詩人の谷川俊太郎さんは1960年代から現在まで、さまざまな絵描きや写真家と200冊にも及ぶ絵本を作ってきました。単なることばあそびから、世界のありようを認識する手がかりを考えさせられる作品、そしてナンセンスの楽しみなども...。生きることの面白さや大変さ、尊さ、死や戦争までをテーマに、90歳を超えた今でも、絵と言葉による表現に挑み続けています。バラエティ豊かな絵本に共通するのは、読み手に対する谷川俊太郎の希望の眼差し。この展覧会では約20冊の絵本を取り上げ、クリエイターとともに絵本の原画、絵や言葉が動き出す映像、朗読や音、巨大な絵巻や書き下ろしのインスタレーション作品などを展示。まるで絵本の世界から飛び出したような、誰もが楽しめる展覧会となっています。
料金は1200円。開催時間は9時30分から17時(金土は19時)までです。月曜休館(ただし8月12日と9月16日は開館、8月13日は休館)。
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