『賃貸か持ち家か? こだわりマイホームを手放して賃貸生活でお金も貯まりました』アベナオミ 著(KADOKAWA)
それぞれの家庭に最適な住まいのかたちがあるわけですが、暮らしは時間とともに変化していくもの。あの時は最適だったはずの家が、いつしかしっくりこなくなった......ということもありますよね。中には、こだわりの広い注文住宅を手放し、築36年の狭い賃貸マンションに住み替えた夫婦もいるようです。
「部屋が片づく! お金が貯まる! 家族仲が良くなる!」
イラストレーター・アベナオミさんの『賃貸か持ち家か? こだわりマイホームを手放して賃貸生活でお金も貯まりました』(KADOKAWA)は、人生を軽くする「住み替え」を選択したアベさん一家の実録コミックエッセイです。
なんで? 夫婦の大胆な選択
アベさん夫婦は、長男が幼稚園生の頃に4LDKの注文住宅を建てました。翌年に次男が、その3年後に長女が誕生し、3人家族から5人家族に。そんなアベさん一家は現在、2LDKのマンションで賃貸暮らしをしています。
家を建て、これですべてがうまくいくと思っていたアベさん。ところが、いざ住み始めてみると、理想とはほど遠い現実が待っていました。子どもたちの進学や将来必要なお金について夫婦で本気で話し合い、家を手放すことを決意します。
「なんで?」「もったいない......」と思いますよね。しかし、住み替えた結果、物の整理も貯金も家族仲も、今度こそすべてがうまく回り始めたそうです。